女子プロレスキュー!

ロブショットでフェースを開く理由 エイミー・コガ

2019/04/03 05:00

「ロブショット」をレスキュー♪

バックフェースが地面につくほど開いている

【アマチュアゴルファーHさんの悩み】
「フワッと高く上げて、高さでボールを止めるようなやわらかい球を打つには、どうすれば良いですか?」

エイミー・コガのレスキュー回答】
フワッとボールを高くやわらかく上げるには、ボールがフェース面に長く接地している感覚が重要です。そのためにはアドレス時にフェースを開いておくことが欠かせません。

1. フェース面を目いっぱい使う

フェースの溝を目いっぱい使うという原理

フェースを開くことで、ボールがフェース面をなぞる軌跡は、ヒール側からトウ側へ右斜め上に抜ける感じ(正面から見ると左斜め上)になります。通常のショットよりボールがフェース面に長く接地することで、スピン量が多くかかるのです。

2. スイングスピードはゆっくり

インパクト付近で急激な加速や減速は禁物

スイングスピードはゆっくり振ります。速く振ってボールを上げる方法もありますが、フェースがボールの下をくぐりやすく距離感を合わせるのが難しいので、私はいつも最後までスピードをゆっくり一定に保つ打ち方を選びます。

3. 大きなスイングアークで振る

最後までしっかり振り抜くことが肝心

ゆっくり振る代わりにスイングアークは大きくしています。大きく振ったとしてもフェースを開いているので、必要以上に飛んでしまうことはありません。スタンス幅を広くとり、思いきり大きく振って、やわらかい球でピンを狙いましょう♪

【今回のまとめ】基本的なロブショット

・アドレス時にフェースを開く。
ゆっくり大きく振る。

取材協力/オリエンタルゴルフ倶楽部

■ エイミー・コガ プロフィール

1995年8月26日、長崎県生まれ。父の仕事の関係で幼少期をブラジル、ニューヨーク、ハワイで過ごす。8歳からゴルフを始め、2010年に世界ジュニアを制覇。18年プロテストでトップ合格を果たす。日本人の父と韓国人の母をもち、176cmのモデル体型と明るい性格で人気急上昇中。加賀電子所属。

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