女子プロレスキュー!

ダフリ・トップを抑える腰の回し方 鶴岡果恋

2019/05/08 05:00

「ダフリ・トップの悩み」をレスキュー♪

ダフリ・トップの原因は腕にあると思ってない?

【アマチュアゴルファーWさんの悩み】
「大事な場面でアイアンのダフリやトップが頻出してしまいます。上下の打点を安定させるにはどうしたら良いですか?」

鶴岡果恋のレスキュー回答】
「ダフリもトップも、原因は体が上下に動いてしまうことだと思っています。上体が沈み込めばダフリやすく、伸び上がればトップしやすくなります。そこで今回は上下の打点を安定させるための練習法をお教えします」

1. ティアップして練習する

プロが練習時にティアップする理由はここにあり

スイング中の上下動を防ぐには、ティアップしたボールを、ティに触れずボールだけをとらえる練習法がおすすめです。スイング中の上体を上下させず、レベルに(平行に)振ることが求められます。

2. 腰を平行に回すイメージ

イメージするのは上体ではなく腰

ポイントは上体を意識することではなく、腰の動かし方です。腰を水平に回すことが重要です。やや横振りのイメージで、腰を回転させること。これにより両肩がスムーズに回り、結果的に上体の上下動を抑えられるようになります。

3. ダフリ or トップの傾向を知る

画像左はダフリ、画像右はトップの形

ヘッドがティに当たり、いつもより飛んでいないようなら、腰の回転をより意識すること。逆にトップしているなら腰の回転は抑えめに、前傾角度を維持することに努めてください。どちらの傾向が強いのかを見きわめることが重要です。

【今回のまとめ】腰を平行に回すティアップ練習法

ティアップして練習する。
・腰を平行に回すイメージで振る。
ボールの行方でダフリorトップの傾向を知る。

取材協力/葉山国際カンツリー倶楽部、葉山パブリックゴルフコース・練習場
衣装提供/カッパ

■ 鶴岡果恋(つるおか・かれん) プロフィール

1999年8月20日、神奈川県生まれ。葉山国際カンツリー倶楽部ジュニア出身。中学時代には関東ジュニアなどで好成績を残す。昨年プロテストに一発合格。第17回グアム知事杯ではプレーオフまで優勝争いを演じ、惜しくも2位。今季はステップアップツアーを主戦場に、レギュラーツアーを目指す。

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