サイエンスフィット レッスン

飛ばないモヤモヤを一掃!アウトイン軌道撲滅法(前編)

2019/09/12 17:00

左ヒジが引ける典型的なスライサーのフォロー

プロレベルに達している人が、アウトサイドインの軌道でインパクトしていることは、まずありません。一方、アマチュアのおよそ7割がアウトサイドイン軌道に陥っていて、そこから抜け出せないまま、ゴルフから離れてしまう方も多いことでしょう。しかし、きっかけさえ掴めば、スイング全体が良い方向に連鎖して、すぐにでもアウトサイドイン軌道を抜け出せるはずです!

モーションキャプチャーで各部の動きをリアルタイムで把握

アウトサイドイン軌道でも、安定していればいいと考える人はいるかもしれません。しかし、この軌道では、球がつかまらないことは当然として、すくい上げたり、上体が突っ込んだりと、上下の軌道も不安定になりがちです。そもそも、安定したショットを得ることが、とても難しい軌道なのです。ヘッドが走らず、飛ばないうえに曲がりやすくなります。もっと、スカッと飛ばしてみたくないですか? 今回はその大きなポイントの一つをレクチャーしましょう。

【受講者の悩み】
「アイアンは比較的まっすぐに運べるのですが、ドライバーはほとんど右に行ってばかりという感じですね…。もちろんドライバーをまっすぐにビシッと打てれば、そうとう気持ち良いと思います。ボールを良く見るように意識していますが、なかなか思い通りに行きません」(小田さん ゴルフ歴8年、平均スコア106)

典型的なアウトサイドイン軌道でした≫
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