サイエンスフィット レッスン

飛ばないモヤモヤを一掃!アウトイン軌道撲滅法(前編)

2019/09/12 17:00

腕を下ろすスペースがない

腰が右に流れてしまうと外から下ろすしかありません

テークバックで腰が右に流れてしまうと、ダウンスイングで腕を振り下ろすスペースがなくなってしまいます。トップからの切り返しで、胸はすぐに開き始め、腕を下に振り下ろしていく空間が狭くなり、どうしても外から下ろすしかありません。そのテークバックからでは、インサイドからクラブを下ろすことが、物理的に不可能なのです。

右の懐に十分なスペースがあれば自然にインサイド軌道になる

テークバックで腕を下ろすスペースを十分に作ることができれば、ダウンスイングで、インサイドから下ろそうと意識しなくても、勝手にインサイドからクラブが入ってきます。また、インサイドから振ることができれば、腕も自然に返りやすくなります。テークバックでの下ごしらえがしっかりできていれば、ダウンスイングであれこれと味付けする必要がないのです。ダウンスイング以降は何もしないものだと考え、テークバックを整えることに意識を集中すべきなのです。

1時間のレッスンでここまで激変!

レッスン後は、トップでのオーバースイングも軽減し、フォローで左ヒジを引いてしまうカッコ悪さも解消して、見た目が歴然と美しい感じになりました。この見た目が大切です! 何より、本人も今までとは全然違う、しっかり振り抜けた快感があるはずです。次回は、このリバースを改善するレッスンを詳しくご紹介しましょう!

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