サイエンスフィット レッスン

シャンクに潜むスイングの根本的問題を解決(後編)

2019/10/24 17:00

ハーフバックからラケット面をひっくり返すイメージで!

ハーフバックまではラケットの左面は下向き

では、正しいヒンジの使い方を体感してみましょう。まず、ハーフバックまでは、ラケット面が下を向いている形が理想です。難しく考える必要はありません。ハーフバックまでは、腕をねじらず体の回転を主体にするだけでこの形になりますよ。読者の方も、ラケットなどがあれば是非試してみてください。この時点でラケットが上を向いてしまうのはNGです。

ハーフバックからトップで、ラケット面をパタンと反転

さて、ハーフバックからトップまでがさらに重要です。下向きだったラケットの左面を、飛球線後方へ向けながらひっくり返すイメージで反転するのです。そうすると自然とプロのように、トップに向かって、ヒンジが手のひら側へと折れていきます。そしてトップでは左手の甲に張りを感じられます。高橋さんは、トップの形だけを見ると良さそうに思えましたが、プロセスが全然違うのです。

インサイドから下りて自然と球がつかまる≫
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