サイエンスフィット レッスン

フェースローテーションを習得して飛距離アップ(ドリル編)

2023/01/07 14:00

走らせようとしなくてもヘッドは勝手に走るもの

右足を引いたスイングでフックが出ればOK

この方法で右手の使い方をときどき再確認しながら、右足を一歩引いたドリルで練習してみましょう。フックする球を打てるようになったら合格です。本来、スイング中に開いて閉じる動きをするゴルフクラブの特性を最適に生かすための、腕の使い方をマスターできるはずです。

ヘッドが手元を追い越す腕の使い方に変化

自然なフェースローテーションができる腕の使い方が分かってきたら、通常のスタンスに戻して、その腕の感覚を意識したスイングにしていきましょう。腕を意識するからといって、体の回転をおろそかにすることのないよう、しっかりと振り抜いてください。こちらも同様に、左に巻いていく(フックしていく)球が出ればOKです。力いっぱい腕を振ろうとしなくても、ゴルフクラブの特性を上手に使えばヘッドは勝手に走るものなんです。

これまでのシャットにしていたフェースを12時くらいの方向に調整

最後に、アドレス時のフェース向きを整えて弾道を調整します。フェースターンを使わず、体の回転だけでボールをつかまえていた人は、あらかじめシャットフェースにしていたと思われます。フックが強いようであれば、スイング後に握り直さず体の正面にクラブを戻して、フェース向きをチェックしてみましょう。トウが10時や11時の方向だった場合は、12時の方向に戻して、つかまり過ぎを抑えます。

このドリルで、受講者は平均200ydくらいの飛距離を出せるようになりました。無理をせずに、以前と比べて20ydアップです。では、今回のドリルを動画でご覧ください。

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