大型ヘッドでつかまらない人は・・・
2015/05/13 09:00
開いたフェースが戻しにくくなった理由
サイエンスフィットでは、最初からシャットフェースでグリップすることを習得し、テークバックでのフェースの開閉を極力抑えた、シンプルなスイングを目指しています。なぜなら、多くのアマチュアはテークバックで開いてしまったフェースを、インパクトで戻せないからです。戻せない理由は道具の進化にもあります。現代のクラブは慣性モーメントが高く、一度開いてしまったフェースを戻すのが難しいのです。今回は、ドライバーを大型ヘッドに換えてから、球が掴まらなくなったと悩む方が登場。現代の道具に合ったスイングにするポイントをご紹介します。
【今回の受講者のお悩み】
「ドライバーを大型ヘッドに変えたところ、球がまったく掴まらず、スライスばかりで困っています。以前は、小ぶりなヘッドで、むしろドロー系の弾道だったのですが、新しいクラブに換えた途端に、弾道が悪くなってしまいましたね・・・。それと、直したいところはオーバースイングですが、コンパクトなスイングにすると、切り返しのタイミングが分からなくなってしまうので、結局、いつものスイングから抜け出すことができません・・・」
中村さん ゴルフ歴10年、平均スコア100前後、月1ラウンド