サイエンスフィット レッスン

球ではなく「面」を打つイメージ!?

2016/05/26 09:00

幸い悪い癖は染み付いていないようです!

初心者のスイングでありがちな最終形は、外から下ろして逆体重のフィニッシュ。いわゆる「明治の大砲」打ちといわれる打ち方で、アウトサイドインのアッパーブローです。アマチュアのほぼ半数がこのスイングになっていて、左に打ち出して大きくスライスする弾道になります。しかし、糸井さんのスイングを見る限り、悪い癖は染み付いてなさそうですよ。シミュレーションの弾道も、多くの初心者同様に右に出ているまま。無理に掴まえようとしなかったことが、幸いしていると思います。

実際、後方から見たダウンスイングの軌道は、大きくVゾーンの上から下りているということはなく、体の回転も悪くありません。ただ、フェースの向きのままに、右へ飛んでいるという状態ですね。つまり、問題はフェース向きだけ。ゴルフ歴4年ながら、素直に振っていることが幸いして、初心者の心得を改めて覚えることで、キレイなスイングになると思います。フェアウェイウッドだって、すぐにこの場で当てられるようになりますよ!

初心者の心得1:ゴルフクラブの特性を知るべし≫
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