ショートアプローチはロングパットのイメージで
2016/06/23 09:00
誤ったアドレスがアプローチのミスを招く
ざっくりやトップに悩まされるなど、アプローチが苦手な人のショットは、間違いなく、すくい上げるような軌道になっています。そして、ほとんどの人は誤ったアドレスをしています。アプローチをスイングの小さいバージョンだと考えがちだからです。しかし、スイングというよりは、パットのストロークに近いイメージなのです。今回は、そんなアプローチの苦手な人が登場。アドレスを正し、イメージを正すだけで、すぐにアプローチが良い感じになりました!
通常のスイングとアプローチには、スイング自体に基本的な違いはありません。違うのはクラブの長さとボールポジションだけ。クラブが短くなるほど、シャフトラインが立ってきて、スイング軌道は自然とアップライトになるべきなのですが、アプローチなのにショットのような構え、極論するとドライバーのような構えになっている人が多いんです。従って、アドレスの違いに気づけば、アプローチの苦手意識は、すぐに、今日からでも改善できるものなのです。
【今回の受講者のお悩み】
「以前は、チーピンに悩まされていたんですが、それを克服して、今はフェード系になっています。意識しているのは、テークバックで右脚をキープすることと、右手を少しかぶせ気味にすることですが、時折、スライスが強いこともあります。一番苦手なのはアプローチですね。ざっくりするミスが多いので、柔らかく打てないというか・・・。それと、アイアンのトップも気になりますね」
宮田さん ゴルフ歴19年、平均スコア95前後