右肘を真下に下ろして良い人、ダメな人
2016/07/28 09:00
トップからダウンスイングにかけて、右肘を真下に下ろすといったアドバイスがあります。これは 手元を体に引きつけたり、タメを作ったりするための一つの方法ですが、実はこれを意識して良い人と、絶対にやってはいけない人がいます。さて、それは一体どうしてなのでしょうか?今回は、球がつかまらず、時折大きなスライスに悩まされているという人が登場。 右膝を真下に下ろそうとするほど、ショットが乱れるという人の謎を解明します!
その人なりの適度なタメがあり、インパクト周辺で手元が体の近くを通るのが、理想的なダウンスイングです。そのための一つの方法として、トップからハーフダウンにかけて、右肘を真下に下ろすという意識を持つことが上げられます。決して間違ったアドバイスではないのですが、万人に通じるようなアドバイスではありません。それを意識するほど、もっとボールがつかまらなくなくなってしまう人も多いのです。 とんでもなく右に飛び出したり大きくスライスしたりするので、 特に、コースではこのアドバイスを守り続けることすらできないはずです。
【今回の受講者のお悩み】
「ある程度、コンスタントに90を切れるのですが、そこからのレベルアップの大きな壁と感じているのは、ドライバーで時折、大きなスライスが出てしまうことです。ドローボールまでは望みませんが、適度なフェードボールで、大ケガをしないようにコントロールしたいんです。以前、ダウンスイングで右肘を真下に下ろすといったアドバイスを受け、それを意識しているつもりなのですが・・・」
久光さん ハンデ15 月3ラウンド