90をコンスタントに切るためのスイング改善【3】

90をコンスタントに切るためのスイング改善【3】 サイエンスフィット 2-1(画像 3枚目)

フォローのフェース向きがポイント

理想的なリリースができているかどうかは、フォローのフェース向きを見ると一目瞭然です。前田さんのフォローは、フェースが左上を向いていますよね。また、グリップと体の距離が近い感じになっています。一方、プロ(右、原江里菜プロ)のフォローは、フェースが左下を向いています。どうしてこのような違いが出るのでしょうか?

90をコンスタントに切るためのスイング改善【3】 サイエンスフィット 2-2(画像 4枚目)

90切りスイングの2回目で、リリースのコツとして、左手の小指から中指の3本をキュッと締めるレッスンをしました。そうすれば、グリップエンドにブレーキが掛かり、手首をこねて返そうとしなくても、自然に腕が入れ替わってフェースがターンするからです。このように手を使えれば、プロのようにフォローでフェースが左下を向きます。しかし、前田さんの場合、まだ故意に返しているところがあるので、インパクトで左手首が甲側に折れてしまっていますね。

90をコンスタントに切るためのスイング改善【3】 サイエンスフィット 2-3(画像 5枚目)

プロのスイングでは、インパクトからフォローにかけて、左手が甲側に折れることはありません。サイエンスフィットでは、女子プロのボディターンを積極的に使ったスイングをアマチュアのお手本としていますが、そこにリストワークを加えても、このような手首の動きになるプロはいません。左手首が甲側に折れるのはNG。インパクトからフォローにかけて、左手首はむしろ手のひら側に折れるものなんです。インパクトで左手首が甲側に折れれば、ロフトが寝てしまうので、アイアンで高い球が出るのも当然ですし、出球が不安定になります。

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