サイエンスフィット レッスン

100をコンスタントに切るためのスイング改善【4】

2017/03/23 17:00

アウトサイドイン軌道が軽減されています

100切りスイングの取り組みとしては、かなり順調です。インパクトの瞬間は、約1度アウトサイドインで、およそ2度のアッパーブロー。前回よりもさらに、アウトサイドインの軌道が軽減されており、ほぼストレート軌道になっています。テークバックの右スウェーがなくなり、フォローで腰が引けるリバースも解消されています。

左ヒジの引けが気になるということですが、それは、コック&リリースを学ぶ90切りスイングで改めて改善すべき点です。今の100切りスイングで気になるのは、テークバック時の腕のローリングです。左手の甲が上を向くように上げています。100切りスイングの初回にレッスンしたとおり、ハーフバックまではバックフェースに乗せたボールを落とさないようなイメージで上げることでしたよね。

この基本は、100切りスイングを卒業し、90切りスイングに取り組むレベルに入っても変わりません。テークバックで上を向いた左手の甲を、インパクトで戻すという誤ったつかまえ方のイメージを持ってしまうと、やがて球がつかまらなくなります。その上で、無理やり左方向に打ち出そうとすれば、いずれはアウトサイドイン軌道に逆戻りしていきます。これは、どのレベルになっても変わらない基本中の基本なので、今一度、初回のレッスンを振り返ってみてください。

100切りスイングの壁を越えよう!≫
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