90をコンスタントに切るためのスイング改善【4】

胸を十分に回すことを意識

100切りスイングでは、手のローリング（左手甲が真上を向くテークバック）を解消し、十分な体の回転を促すために、ハーフバックまでは腕を使わずに胸を回すことを覚えました。しかし、コック＆リリースの練習で、腕に意識が集中していたと思うので、もう一度基本を思い出しましょう。

再びスライスが出たため、胸を十分に回すことに恐怖心が出てきたと思います。胸を深く回すことで体の戻り遅れを感じて、もっとスライスが強まる印象があるからです。しかし、胸の回転が浅くなるとダウンスイングで胸が先行することで、体が開いたインパクトになります。それを、手先でなんとかつかまえようとしてアウトサイドイン軌道になるのです。これが90切りスイングの壁です。絶対後戻りしないよう、頑張って乗り越えましょう！