サイエンスフィット レッスン

腕はまっすぐ下ろさない!?(前編)

2018/01/11 11:30

従来のヘッド挙動解析では悪い点なし

ヘッド進入角はインサイドアウト&アッパーで問題なし

一見、ヘッドの上昇が遅い、独特なテークバックのように見えますが、サイエンスフィットの従来の解析データにおいては、なかなか良いインパクトをしています。サイエンスフィットが上達の第一条件とする、ドライバーのインサイドアウト&アッパー軌道でインパクトできているからです。このデータで100を切れない人は珍しく、おそらくアプローチに大きな問題があると思われますね。アプローチに関しては次回、きっちりと改善したいと思います。

上級者でもまれなほどバランスの取れたスイングという評価

ヘッド挙動解析、シャフト解析、動作解析のグラフは、バランスの良いダイヤの形になっていて、ハンデの少ない上級者でも、なかなかこうしたグラフにはなりません。シャフト解析では、テークバックのフェースの開きがとてもシャットなところが気になりますが、タメの角度も良く、グリップが減速していくタイミングも良好です。クラブを良く振れていることは確か。ただし、動作解析ではやはり大きな問題がありますね。今取り組んでいる、腕を縦に振り下ろす意識と関連がありそうです。

根本的な原因は左腕の戻りが遅いこと≫
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