真のゼロインパクトで20ヤードUP!【後編】
2018/04/26 17:00
ハーフダウンまでに東京タワーを起こす
タメを作ってインパクト付近で一気に戻そうとすると、フェースが戻り切らずプッシュアウト。あるいは、小手先で戻しすぎて引っかけを繰り返します。インパクトで合わせることを意識して、小手先で合わせようとしてしまうから、球が左右に散って、とんでもなく不安定になるのです。多くのアマチュアはここで挫折し、飛距離アップを諦めることになります。インパクト付近での調整は、絶対に間に合わないことを肝に命じ、トップからハーフダウンで、東京タワーを起こすことが肝心なのです。
東京タワーを起こすということは、左腕を外旋(反時計回りに回旋)するということです。こうすることで、インパクトでフェースがスクエアに戻るのですが、大半のアマチュアはインパクトで左腕の回旋がアドレス時と同じ角度に戻る、いわゆる「ゼロインパクト」ができていないのです。その原因は、インパクト付近に注力しすぎてしまい、トップからハーフダウンまでに、左腕の回旋を行うという意識がないからなのです。