90をコンスタントに切れない振り遅れの壁【前編】
2018/05/24 17:00
ボールに合わせようとすると、ぜんぜん合わない現象
インパクト周辺で、強く戻そうという意識が働くと、高くティアップしたボールを決して打つことができません。あろうことか30センチくらい下を打ってしまいます。打ちたいところから、30センチも下にズレてしまう…。これを体験すると、漠然としていた壁が、途端にはっきりとします。今までの意識では、絶対ダメなんだと。意識を変えない限り、何度トライしても同じ結果になります。狐につままれた気分ですよね。
ここは、一度インパクトで合わせる意識を捨て、インパクトの前、つまりハーフダウンを整える意識が必要なのです。球を打つ周辺の意識を捨て、もっと前で準備すること。つまり、トップ直後から腕を返していくこと。これがゴルフの面白いところで、90の壁をコンスタントに超えるために、欠かせない意識なのです。