サイエンスフィット レッスン

腰が正しく回ればアタマは残る!【前編】

2018/06/21 17:00

頭が残るフォローが理想ですが…

頭が残って、腕がピーンと伸びたプロのフォローはカッコいいものです。しかし、写真で切り取られたその一瞬をマネようと意識的に頭を残しても、絶対にそのようにはなりません。なぜかというと、頭が残るのは、腰が正しく回転し、軸回転がうまくいった、単なる結果に過ぎないからです。今回は、スイング軸に問題にある受講者にレッスンを施しつつ、このテーマに深く迫ってみましょう!

モーションキャプチャで体の動きを解析

サイエンスフィットEXの解析システムによって、上達のために意識すべきところが、より明確になってきています。面白いことに、それはたいてい、多くのアマチュアが意識しているところと大きく異なっています。これが、ゴルフの面白いところで、難しいところなのです。しかし、一度、意識すべきポイントを改めると、スイングの本質が体感でき、ショットが劇的に改善する可能性を秘めているのです。

受講者の悩み

「ドライバーよりもスプーンの方が飛ぶことに悩んでいます。このままだと、飛ばないドライバーをティショットで選択する意味がないですし、本来いちばん飛ばせるはずのドライバーが飛ばないのは、スイングに問題があるからだと思います。弾道は、フェード系ですが、ときどき引っかかることもあります」(星さん ゴルフ歴15年、スコア95前後)

270ヤードは飛ばせそうですが残念!≫
1 2 3 4 5