サイエンスフィット レッスン

腰が正しく回ればアタマは残る!【後編】

2018/06/28 17:00

スイング軸が左に流れてしまう「壁」

腰を回転している「つもり」になっていませんか?

スライスを脱した中・上級者には、次なる試練が待ち受けています。それは、プッシュアウトとチーピンが交互に繰り返されることです。スライスを脱した次の段階として、右にも左にも行くようになる「壁」が待ち受けているのです。また、星さんのように、弾道が低くて飛ばない、ドライバーよりもFWの方が飛ぶといった現象も見られます。それは、腰の回転がおろそかになっているため、スイング軸が左にズレるからです。

緑の縦線がアドレス時の軸の位置。赤の縦線がダウンスイング時の軸

星さんの、ダウンスイングをモーションキャプチャしてみると、インパクトに向かってスイング軸がかなり飛球線方向に流れていることがわかります。一般的な言葉で表すなら、体が突っ込んでいるといえます。かといって、体が突っ込まないように、頭を残して、フォローで腕を伸ばすという安直な意識だと、残念ながらその後の上達は停滞し、「壁」が立ちはだかります。

体が突っ込んで胸が開きます≫
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