ショートアイアンがまったく飛ばない理由【前編】
2018/08/23 17:00
最初にとりかかるポイントは2つ
テークバックでフェースを開かせないフェース管理や、リバースしない軸回転といった基本はできています。しかし、気になる点が2つあります。一つは、アイアンのアドレスが右足体重になっていること。このため、インパクトで左足に体重が乗り切らず、体重移動ができていません。
もう一つの改善すべき点は、トップで左手首が甲側に折れてしまうことです。トップで甲側に折れてしまうと、どうしてもプロのような手首の動きが難しくなります。なぜなら、現代の多くのプロは、トップからインパクトに向かって、左手首が手のひら側に折れていき、左手首が手のひら側に折れた状態でインパクトを迎えているからです。廣田さんの場合、トップで甲側に折れた左手首は戻らず、甲側に折れたままインパクトしています。当然、ロフトが寝て番手通りの飛距離がでません。