ヒップは回すのではなく押す!引っかけ撲滅の秘訣【後編】
2018/09/27 17:00
読者の皆さんは、腰をどのような感覚で回しているでしょうか?おそらく、ここをこうすればクルッと回るなどと、具体的にどこか1点を意識している人は多くないでしょう。しかし、その場でクルッと反転し、軸がブレず、キレのある腰の回転にしたいなら、左のお尻を意識すべきです。前回お話した通り、左のお尻を真後ろに押すヒップバックです。さらに詳しくレッスンしましょう!
モーションキャプチャーでプロのお尻の動きを見ると、アマチュアとは大きく異なる点があります。それが骨盤の動きです。プロはトップからハーフダウンの時点で、すでに骨盤がかなり大きく反転し、インパクトでほぼ目標に正対します。一方、アマチュアはそれほど回らず、左足方向にスライドしたり、左のつま先方向に突き出したりしてしまいます。その違いは、左のお尻の使い方にあるのです!
受講者の悩み
「ドライバーが引っかかるのが気になっています。ショートアイアンでも、しっかり打とうとすると、引っかかるミスが出てしまいます。ドライバーは、いつも振り抜けない感じが残り、フィニッシュが決まらない感じですね。また、トップでシャフトクロスしやすいので、右ヒジが真下を向くように心がけているのですが…」(大曽根さん 平均スコア80台後半、ベストスコア80)