サイエンスフィット レッスン

初心者スイングを最速で脱出!(スイングレベル1 前編)

2018/11/22 17:00

見た目が悪く、どっちに飛ぶか分からない

フォローで腕が詰まり左ヒジが引けています

小手先だけに頼って打つ弊害を上げてみましょう。まずは、スイングの見た目についてです。インパクトで骨盤が正面を向いたままなので、フォローで腕が抜ける通り道が狭くなります。腕が詰まるので、どうしてもフォローで左ヒジを曲げなければ打てなくなります。さらに、前傾を起こして伸び上がらないと、打ちにくくなってしまうのです。

ボールの行方はどうでしょうか?体の正面で打つスイングは、悪い見た目ながらも、骨盤の回転を使ったスイングより球に当てやすいことは確かです。しかし、ヘッドの遠心力を殺しているスイングなので、ボールは全く飛びません。しかも、小手先で微調整しているので、インパクトのフェース向きが定まらず、右にも左にも行きます。それでも、空振りして恥をかくよりはマシかも…。そんな悪い囁きが聞こえてきそうですが、骨盤の回転をしっかり使った上での空振りは、実は上達への大切なプロセスなのです!

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