スライスを完全に撲滅!(スイングレベル2 後編)
2018/12/27 17:00
意識的にフェース管理ができているか再確認を!
100をコンスタントに切れない決定的な問題は、アウトサイド・アタックになっていることです。大久保さんの場合、ハーフバック、トップともに、プロの平均的なフェースの開きにとどまっています。これにより、ダウンスイングで左に打ち出そうという意識が強く働かないので、アウトサイド・アタックには陥っていません。しかし、今一度、テークバックでフェースを開かせない意識を再確認して欲しいのです。ハーフバックでは、前傾姿勢とフェース向きを平行になるのが基本。8時までは腕を使わず、体の回転で上げれば、自然にそうなります。
トップでは、フェースがやや右上を向くのが理想です。前回のムービーでご紹介したとおり、テークバックでは、左手の甲をターゲットと反対側に向けるように腕を張る意識が役に立ちます。逆に、左手首が甲側に折れるのは絶対にNG。フェースが大きく開いてしまうからです。トップでは前腕と一直線か、あるいはやや手のひら側に折れるくらいでもOKです。なんとなく、できてしまっている人も、ここはきっちりと意識的に行ってください。意識的にテークバックでフェースを開かせないことが、次のステップに臨むための絶対条件なのです。