サイエンスフィット レッスン

ハーフダウンを磨いてプロのスイングへ!(スイングレベル4 後編)

2019/02/28 17:00

ハーフダウンまでに左腕を外旋!

ハーフダウンで「壁ドン」「右サイドの屈曲」「左腕の外旋」を完了

菱沼さんには当てはまりませんでしたが、ハーフダウンまでにもう一つ、意識的に行うべき重要な作業があります。それが左腕の外旋です。多くの上級者は、インパクトまでに左腕の回旋が元通りに戻らないので、体を早く開いたり、左手首をフリップさせることでボールをつかまえようとします。そのタイミングが難しいので、補正が遅いと右プッシュアウトになり、補正が過剰になるとチーピンになります。ハーフダウンに向かって、壁ドン、右サイドの屈曲、左腕の外旋を一気に行うことで、レベル4を卒業できるのです。

アプローチでも引っかけそうな感じを恐れず左腕を積極的に外旋しよう

最後に、アプローチがとても苦手だという問題が残っていました…。前回、アプローチではなぜか左手首がフリップ(甲側に折れること)していましたよね。アプローチだけ、左腕の外旋ができていないのです。アプローチでもしっかりと左腕を外旋させ、インパクトで左手の甲が下を向くようにしてください。引っかけそうな恐怖感がありますが、それでいいのです。引っかけるようなら、アドレスでフェース向きを開くことで調整してみてください。

では、今回のレッスンについて、動画で詳しくご紹介しましょう。

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