サイエンスフィット レッスン

正しい前傾姿勢と腰の回転で球をつかまえる!(前編)

2019/05/23 17:00

モーションキャプチャーの新システムが登場

スイングの分析が進化すればするほど、型にはまった一つの方法論だけでは、その人にベストな解決策を導けないことが、分かってきました。そこで、サイエンスフィットでは、新たな3次元キャプチャシステム「スイング・スキャン」を導入。プロのスイング分析を進めつつ、アマチュアひとりひとりの身体的な特徴や個性に合った、新たなレッスンを目指します。今回は、この新システムを使って、ドライバーの弾道が左右に散ってしまうと悩む受講生をレッスンしましょう!

右を嫌がれば左へと、真っ直ぐ飛ばないのが悩み

ボールが右にも左にも行って、散ってしまうという方は、フェースをスクエアに戻すタイミングさえ合えば、きっとまっすぐに行くと考えるでしょう。そこで、手元を返すタイミングに執着するのですが、そもそも、それを目指すこと自体が、まったくその人に合っていないというケースも多いのです。自分の個性を知ることで、もっと、最適な球のつかまえ方があるものです。

受講者の悩み

「スライスに悩んでいましたが、右が怖いのでそれを避けるために、フェースをシャットにして、手元を返すようにしていたら、今度は引っかけが多くなってしまいました。ラウンド中のメンタルを安定させるためにも、まずは不安定なドライバーを克服したいですね」(尾柴さん、スコア100~110)

注目すべきはリストターン比率≫
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