ゴルファーアンケート

1カ月に使う練習代はいくら?<練習編>

2021/07/21 11:44

GDO会員を対象に行ったアンケート結果をもとに、ゴルフに関するさまざまな傾向をテーマ別に分析する。第1回は「ゴルフ練習」について。お財布事情や練習の様子など、3万7408人から寄せられた10項目の回答をまとめた。

写真はイメージ(GettyImages)

目次

  • 回答者プロフィル
  • 1)練習(打ちっぱなし)へ行く頻度は?
  • 2)練習場を選ぶポイントは?
  • 3)よく通う練習場のボール単価は?
  • 4)練習場で1カ月に使う金額は?
  • 5)一度の練習で何球くらい打つ?
  • 6)練習の配分が最も多いクラブは?
  • 7)自分のスイングを撮影する?
  • 8)練習器具を使用する?
  • 9)スイングは主に何を参考にする?
  • 10)隣の打席の人が気になることは?

回答者プロフィル

1)練習(打ちっぱなし)へ行く頻度は?

打ちっぱなしへ行く頻度はどれくらい?

上級者ほど練習場に足を運ぶ
半数以上の51%が「週に1回以上」と回答。さらに平均スコア89以下の上級者に絞ると63%にまで増加する。逆に平均スコア100以上は45%に減少しており、上級者ほど練習場に足を運んでいることが分かる。

2)練習場を選ぶポイントは?

練習場を選ぶ際もっとも重要なのは?

なんだかんだ「近い」が一番
近年は、集客のために弾道測定器を導入したり、ゴルフショップや、お洒落なカフェを併設したりする練習場は多い。しかし、実際には5割以上が「自宅からの近さ」を重要視。なお、女性に絞ると「施設の充実度」は15%にやや増加し、「距離の長さ」は7%に減少した。

3)よく通う練習場のボール単価は?

よく行く練習場のボール単価は?

やはり首都圏の練習場は高い
「6円~10円」が多数派だったが、首都圏に絞ると36%まで減少。「11円~15円」が最も多い40%まで増加した。さらに「16円~20円」が13%、「21円以上」も4%と、高額帯がそろって増加。一方で東北地方に絞ると、最も安い「5円以下」が20%、「6~10円」が65%となり、10円以下が85%を占めた。

4)練習場で1カ月に使う金額は?

ゴルフ練習場で1カ月に使う金額は?

1万円以上使うゴルファーは約1割
多数派だったのは「3000円未満」と「3000円以上5000円未満」。対して「1万円以上」は1割に満たないが、首都圏では12%に増加した。ボール単価の違いもあるのか、やはり地方よりも首都圏のほうが高額に偏る傾向にあるようだ。

5)一度の練習で何球くらい打つ?

一回の練習で何球くらい打つ?

70代以上でも200球以上が約3割
100~150球が合わせて66%と多数派になった。年齢別に集計しても数字に大きな違いは見られず、体力と球数に関係性はないようだ。70代以上に絞っても、全体と同じく28%が200球以上と回答した。

6)練習の配分が最も多いクラブは?

練習の配分がもっとも多いのは?

上級者はウェッジをたくさん練習している
アイアンが5割以上と最も多く、2番目のウェッジと合わせると8割以上を占めた。平均スコア100以上に絞ると、ウェッジが22%に減少し、ドライバーが17%に増加した。対して平均スコア89以下の上級者は、アイアンが44%、ドライバーが7%に減少。ウェッジが47%へと大きく増加し、最も高い割合を占めた。

7)自分のスイングを撮影する?

自分のスイングを撮影する?

動画の活用はまだまだ少数派
スマートフォンの普及により、練習場でも自分のスイングを撮影して、チェックする人を度々見かけるようになった。それでも「毎回必ず撮影する」はわずか3%で、「たまに撮影する」と合わせても37%と、動画を活用しているゴルファーはまだまだ少数。平均スコアやゴルフ歴による大きな違いも見られなかった。

8)練習器具を使用する?

ゴルフクラブ以外の練習器具を使用する?

上級者ほど何かしらの練習器具を使っている
「全く使用しない」が半数近くを占めたが、平均スコア89以下の上級者に絞ると37%に減少。逆に「たまに使用する」が30%、「毎回必ず使用する」が11%に増加し、上級者ほど何かしらの練習器具を使用していることが分かった。

9)スイングは主に何を参考にする?

スイングは主に何を参考にする?

ゴルフ雑誌の根強いファンは健在
YouTubeなどネットで気軽に動画が見られる昨今、「レッスン動画」が約半数を占めた。「ツアープロのスイング動画」と合わせると、58%が動画でスイングを学んでいる。長年に渡りゴルファーのバイブルだった「ゴルフ雑誌」は時代の変化とともに、休刊のニュースを目にするようになったが、根強いファンは健在。10%と踏ん張っている。

10)隣の打席の人が気になることは?

隣の打席の人が気になってしまうことはある?

負けず嫌いゴルファー多数
複数選択を可としたこところ、55%が「まったく気にならない」と回答した一方で、なんだかんだと意識してしまう人も多数。とくに「ドライバーでより飛ばそうとしてしまう」「アプローチをより寄せようとしてしまう」という負けず嫌いが、それぞれ13%と比較的多かった。

次回は「ゴルフギア・用品編」を予定!

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