女子プロが選ぶ「最もアプローチがうまい選手」トップ3 優勝はみんなの想像通り…
女子プロにアンケートを行い、部門別ベストプレーヤーを選出してもらう恒例企画。第3弾は「最もアプローチがうまい選手」。ポイントシード選手(2024年メルセデスランキング上位50人)を中心に25人から得た回答をもとに、得票数TOP3とその理由を紹介する。
【3位】永井花奈/3票
3位には、今年プロ10年目を迎える永井花奈がランクインした。同年「リゾートトラスト」で永井と一緒に回った渡邉彩香は、「衝撃的なロブショットを見せ付けられました」とその技術を絶賛した。
<女子プロたちの声>
・「たくさん練習して相当自信あるんだろうなって感じるくらい思い切りのいい球を打つ」(渡邉彩香)
・「多彩。出来すぎだと思うくらい上手い」(阿部未悠)
【2位】鈴木愛/4票<2024年リカバリー率6位>
24年のリカバリー率6位(69.4%)の鈴木愛が2位に輝いた。パター巧者のイメージは強いが、アプローチ部門でも上位に。佐久間朱莉や渡邉彩香らが「鈴木愛さんグリーン周りも上手いよね」と口にする姿からも、みなまで言わずとも鈴木愛のアプローチ技術が高く評価されているのは明らかだ。
<女子プロたちの声>
・「イージーなアプローチはチップインしそうなくらい寄せてくるし、その確率が高い」(河本結)
・「アプローチもパターも上手いので、グリーン周りに来たらもうだいたい2打以内で上がる」(渡邉彩香)
【1位】申ジエ/7票
国内ツアー28勝、米ツアー11勝を誇る申ジエ(韓国)が1位に輝いた。多くの選手が絶賛する理由は、その「バリエーションの豊富さ」。どんな状況からでも多彩な技を繰り出し、転がしも上げるもどちらもできる。グリーン周りのピンチもチャンスに変えて、スコアを伸ばす&まとめるプレーも彼女の魅力だ。
<女子プロたちの声>
・「バリエーションが多いイメージがあります」(小祝さくら)
・「ロブショットが上手」(竹内美雪)
・「なんでも挑戦するイメージ」(藤田さいき)
・「ロブ出来るようなライじゃないのに、そこからもフワッと上げていて感動した」(尾関彩美悠)
・「いろいろなバリエーションを持っているイメージ」(三ヶ島かな)
【おまけ】1票ずつだけど興味深い話だったので最後にご紹介
・吉田優利/「昔から上手い。トラブルショットも上手いしこれ寄らないでしょって時でも寄る。伸ばし合いじゃなくて耐える系のゴルフもうまい」(阿部未悠)
・小祝さくら/「いま日本の中でスピンショットが一番うまい。難しいシチュエーションからでもスピン入れられるし、入りもいい。海外でも活躍しそう」(上田桃子)
・川崎春花/「100ヤード以内の距離感の出し方が上手くて、スピンコントロールが上手なイメージ」(堀奈津佳)