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夏ラフで何打損していますか?

2015/08/13 09:00

「ライの状況・4点」を見分ける!

順目・逆目は、手で倒すだけでも判別可。土まで見えるのが『逆目』

「ライの状況で考えられるのは、次の4つ。ボールが沈んでいる・浮いている・順目・逆目、です。沈んでいるか浮いているかは、ボールの手前でソールをしてチェック。リーディングエッジ(フェース一番下の刃の部分)よりボールが下なら『沈んでいる』、上なら『浮いている』の目安になります。順目・逆目の判別は、素振りで対応。芝の引っ掛かりが大きい方が『逆目』、小さければ『順目』です。

1.『沈んでいる』場合/ 「コックを入れる」

ヘッドの入れ方は意識しなくてもOK

沈んでいる場合は、入射角を通常より鋭角にしましょう。鋭角にするには、コックを入れて打ってください。バックスイングのコックの度合いで、ヘッドの入射角は鋭く変わります。

2.『浮いている』場合/ 「パターのように」

自然と1.『沈んでいる』場合より、フォローが大きくなる

浮いている場合、起こるミスとしては主に『だるま落とし』。浮いているということは、ボールまでに何も邪魔するものがないわけですから、この場合だけは基本の『ダウンブロー』ではなく例外に横からヘッドを入れてもよい場面です。ノーコックでそのままパターのように振り抜いてください。

3.『順目』の場合/ 「『ダウンブロー』の意識を強く」

意識は「打ち出し方向」ではなく「ボール」に!

『順目』は『逆目』ほどダフリに対する許容範囲が広いです。多少手前にヘッドを入れても芝でソールが滑ってくれますから。ですが逆にスピンが掛かりにくいので、『順目』は他のライより『ダウンブロー』の意識を強く持って打ってみてください。

4.『逆目』の場合/ 「ボールを『右足寄り』に置く」

芝目の強さに応じて、「右足寄り」の度合いを調整

『逆目』は『順目』とは違い、ボールまでの間に芝が多くかかります。ですから、なるべくヘッドを早めにボールへ当てる必要があるのです。ボールの位置を、通常よりやや右足寄りに置いてください。

あとは的確な「状況判断」を!

ライの目利きになるのが、「夏ラフ攻略」の第一歩!

『沈んでいて、順目』『浮いているけど、逆目』など、上の2つと下の2つの組み合わせで、また対応すべき度合いが変わってきます。上記の事項はあくまでも基本項目。あとは状況判断から、あなたなりの度合いを調整してみてください」。(関プロ)

ピン位置でも、打ち分ける!≫
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