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100均グッズで「寄せワンスティック」を自作しよう

2018/03/20 11:00

「スコアがなかなか伸びない…」「もっと効率のいい練習がしたい」など、ゴルファーの悩みは尽きないものです。練習のマンネリ化を防ぐために、ちょっとした工夫で効果的な練習が行えるアイデアを、日ごろは小中学生を指導するキッズゴルフの加藤裕明インストラクターに教えてもらいました。準備するのは100均グッズのアレとアレ。作り方は簡単なので、工作も、練習も、お子様と一緒にお楽しみいただけます。

■園芸用支柱を使ってハンドファーストアプローチ

準備するものは園芸用支柱1本とセロテープだけ!

<準備するもの>
・園芸用支柱×1(細くて軽い物、長さは90cm程度でOK)=108円(税込)
・セロハンテープ

グリップに園芸用支柱をセロハンテープで固定します

3回目の今回は、園芸用支柱を使用します。支柱の形状は、スイングに影響を及ぼしにくい、軽くて細いものが良いでしょう。長さは90cm程度あれば十分です。アプローチで使用するクラブのグリップエンドにセロハンテープで固定します。アプローチではグリップを短く持って練習を行いますので、グリップの上部であれば固定位置はフェース面でも側面でも良いでしょう。あっという間に、名付けて「寄せワンスティック」の完成です。

ハンドファーストに構えて…

写真のようにアドレスし、支柱が身体に当たらないようにスイングできれば成功です。手首を返したり、ハンドファーストになっていない場合は支柱が体に当たったり、支柱が外れてしまいます。グリーン周りで“ちゃっくり”してしまう人、薄い芝やベアグラウンドでのアプローチが苦手な人、右手が強く、手首を返してしまうクセがある人は、チャレンジしてみてください。

練習を繰り返すことで、手の加減ではなく、クラブの振り幅で距離感を合わせる感覚が身に付き、グリーン周りでのスコアメークが改善されていくでしょう。

■ キッズゴルフインストラクター 加藤裕明 プロフィール

小学4年時にゴルフを始める。もともとは野球少年だったが、いつしかゴルフに没頭するようになり、中学に進級し本格的に取り組み始めた。学生時代はゴルフ部に所属。大学卒業後は某ゴルフメーカーに勤務し、現職キッズゴルフのインストラクターに至る。メーカー勤務時代に培ったクラブの構造を熟知しながら、様々な器具を用いて、面白く、楽しくレッスンを行っている。

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