「スコアがなかなか伸びない…」「もっと効率のいい練習がしたい」など、ゴルファーの悩みは尽きないものです。練習のマンネリ化を防ぐために、ちょっとした工夫で効果的な練習が行えるアイデアを、日ごろは小中学生を指導するキッズゴルフの加藤裕明インストラクターに教えてもらいました。8回目を迎える今回は、ゲーム感覚で楽しくパッティング練習が行えるアイデアをご紹介。準備するのは100均グッズのアレとアレ。作り方は簡単なので工作も、練習も、お子様と一緒にお楽しみいただけます。

単調なパッティング練習も、ゲーム感覚で楽しく身につく！

使用するのはカラー布テープだけ！

＜準備するもの＞
・カラー布テープ＝108円（税込）×2

今回使用するのは、本来はガムテープのような使い方をすると思われる「カラー布テープ」、たったこれだけです。わざわざカラーテープを選ぶ理由は、芝の上で視覚的に映えるからで、子供たちが喜ぶという理由もあります。濡れた芝の上に置いても大丈夫なビニール製のものを使うと良いでしょう。

テーブを半分に折りたたんで…

このテープで何かを貼り付けたりするわけではありません。手っ取り早く、ある程度幅広の直線を作るため、ノリのついた面同士が接着するように半分に折りたたみながら伸ばして使います。

3×3のマス目を作ったら完成！

一辺あたりが約1～1.5m程度の正方形を作りたいので、同じ長さで8本作ってください。出来上がった8本のテープを、縦3つ、横3つの正方形のマス目を作るように置いて、それぞれ交差する点を残りのテープで貼り付ければ完成です。

狙ったマス目にボールが止まるよう、練習を繰り返します

9つのマス目にボールが静止するよう、パッティングの練習を繰り返せば、ゲーム感覚で距離感、方向性を養うことができます。自分が練習したい距離において、面に狙いを定め、どのようなラインでいれるかを考えながら行うことが重要です。このテープを置く許可がもらえるグリーンで試せるのなら、一筋違うとラインが異なるということも体感的に理解できるようになるでしょう。

もちろんパッティングだけでなく、アプローチ練習にも使用して頂けます。またマス目を小さくすることで、難度を上げることが可能です。

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