topics

100均グッズで自作した「パンチ封じルーラー」でフェースコントロールが身につく!

2018/03/27 11:00

練習の工夫は、お金ではなくアイデアです。“100均グッズで自作した”シリーズ第4弾は、パッティングのフェースコントロールを習得するアイデアをご紹介。思わず「な~るほど!」とうなってしまう、すぐにでも練習場で試したくなる自作練習器具を、今回もキッズゴルフの加藤裕明インストラクターに教えてもらいました。

研ぎ澄ませ!パッティングのフェースコントロール

準備するものはたったのこの2つ!

<準備するもの>
・マジックテープ=108円(税込)
・30cm定規=108円(税込)

ゴムベルトで手首に物差しを固定しよう

パッティングの際に、フェース面を感じ取れずにフェースローテーションを行い、“パンチ”が入ってしまう人や目標方向に対して内側にひっかけてしまう人にぜひ試してもらいたいお薦めの練習方法です。どちらも思わず「あっ!」と声が出てしまうようなミスですよね。

右手首(左利きの人は左手首)にマジックテープを巻き、手のひらに定規の先端が来るように装着します。このとき、定規は手のひらの中心にくる(長辺の延長線が人差し指と中指の間に向く)ように装着してください。左手はいつもどおりのグリップ方法で握ります。定規を装着した右手は、フェースと同じ面を向くように握ります。

右手の平でフェース面を意識してみよう

右手の平でフェース面を意識することで、よりスクエアにボールを捕らえやすくなり、フォローで手首を返すこともできないので、フェースを合わせた方向にしっかりとボールを打ち出す練習になります。

オーバーラッピング、逆オーバーラッピング、インターロッキングの握り方でパッティングを行う方は、この方法で対応できます。クロスハンドにグリップを握る方は、右利きの場合、左手首に装着すれば同様の効果が得られます。一般的なクローグリップ(右手をグリップ前面に添える)の方は小指側に装着し、定規を意識することで、手首を返さずに打つ練習になります。

■ キッズゴルフインストラクター 加藤裕明 プロフィール

小学4年時にゴルフを始める。もともとは野球少年だったが、いつしかゴルフに没頭するようになり、中学に進級し本格的に取り組み始めた。学生時代はゴルフ部に所属。大学卒業後は某ゴルフメーカーに勤務し、現職キッズゴルフのインストラクターに至る。メーカー勤務時代に培ったクラブの構造を熟知しながら、様々な器具を用いて、面白く、楽しくレッスンを行っている。

100均で練習器具 記事一覧