これぞ“キングオブ打感” フェースに吸いつく プロギア「01 アイアン」
森田さ~ん、全米オープンのお天気は? 「曇りがちで予選Rは小雨がパラつく可能性も」/森田正光のメジャー天気予報
2023/06/15
米男子ツアーのメジャー第3戦「全米オープン」が日本時間の15日(木)午後10時45分に開幕する。舞台となるロサンゼルスCCはロサンゼルスのど真ん中に位置し、太平洋は目と鼻の先。カリフォルニアのカラッとした日差しを期待したいところだが、果たして“全米ウィーク”の4日間、天候はどう変化するのか? TBSのニュースでもおなじみ、気象予報士の森田正光さんにロサンゼルスの天気を解説してもらった。
6月は例年カラッと晴れている予報だが…
プライベートコースとして知られるロサンゼルスCCはビバリーヒルズのすぐそばにあり、まさに都心のど真ん中にあるゴルフ場。その位置は北緯35度と、日本の東京と同じ緯度にあります。気候は地中海性気候なので、初夏であるこの時期は乾燥しています。太平洋からの風と、照り付ける日差しの強さが気候の特徴といえるでしょう。
この図を見ても分かるように、北側と東側の山に囲まれていて、風向きは南からの海風が基本(+の位置がロサンゼルスCC)。日中はずっと南風が吹くことが予想され、強い時は風速10m/s吹くことも珍しくありません。過去のデータを見てもこの時期は5m/s以上の日が散見され、大会期間中もやはり風には注意が必要ですね。
一方で6月の降水量のデータを見てみると、月の降水量は2.3mmと、ほぼ雨は降っていないに等しい。今回も雨の心配はいらないかもしれませんね。気温も過去の6月の月平均気温は19.1度と高くありません。湿度も低くカラッとしていて過ごしやすい。ただし日差しが強いので、日向では気温以上に暑くなることが予想されます。
では、そうした気候の特徴を踏まえ、ことしの全米オープンの4日間の天気予報をお伝えします。
カラッとした晴天を期待していましたが、天気図を見るとロサンゼルスの北側に低気圧が発生し、大会期間中は曇りがちな天気になりそうです。予選ラウンドの木曜日(15日)、金曜日(16日)はもしかしたら小雨がぱらつくかもしれません。ただし、前述の通り、降ったとしても小雨程度で天気が荒れるようなことはなく、風も5m/s程度とそこまで強い南風にはならなさそうです。
6月のカリフォルニアにしては珍しくどんよりとした天気。現地からの情報では、今月に入ってスカッとした青空の晴天がなかなかないと聞きましたが、やはり世界規模で気候が少しずつ変化しているんでしょうね。
協力/ウェザーマップ
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