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パットで何打損していますか?

上級者の共通点、それはパットが上手いこと

タイガー・ウッズが著したレッスン書「How I Play Golf」では、最初にパットやアプローチのレッスンから始まり、ドライバーで終わるといった構成になっていて、それだけ、ゴルフにおけるパットの重要性を表わしている。また、「Drive is show, putt is money.(ドライバーは見世物で、お金を稼ぐのはパットだ)※」という格言もあるように、本当にスコアに直結するのはパットだということを、プロや上級者は理解しているのだ。

また、パットのミスを次のホールに引きずると、ティショットをミスしてしまうなど、メンタル的にも大きくスコアに影響するのがパットだ。しかし、とかく一般的なアマチュアはドライバーやアイアンなどのフルショットの練習に力を注ぐ傾向が強い。

※正しい英語では「Drive for show, putt for dough.」。“dough”はお金の意。

スコアに限らず、パット数のスコアに占める割合は約4割

左の表を見て欲しい。これは、48.7万人が利用しているGDOスコア管理者の、平均スコア別の平均パット数だ。上手な人のパット数が少ないのは当然だが、注目したいのはスコアに占めるパット数の割合。平均パット数の数値は1ホール当たりのパット数なので、それぞれの数字に“18”をかけてみれば1ラウンドの平均パット数になる。つまり、上手い下手に関わらず、スコアの約4割をパットが占めているのだ。

そこで今回、平均スコアが90台と80台のゴルファーに実際にハーフラウンドしてもらい、そこでやりがちなパットのミスについて、アマチュアからツアープロまで幅広くパッティングのレッスンを行っている中越豪氏に解説してもらった。

パターは2拍子のリズムで!

スイングは「チャー・シュー・メン」といった3拍子だと言われているが、パッティングは「トン・トン」の2拍子が理想だと中越氏は言う。リズムを意識すれば、余計なことを考えず、自然と距離感もあってくるはずだ。詳しくは左の動画にて。

転がるスピードと“音”をイメージすれば距離感が合う

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