いよいよ国内女子ツアー開幕!戦いの舞台に加わった新コースを紹介
2018/02/26
2018年の国内女子ツアーは3月1日、沖縄県の琉球GCで開幕する「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」からスタートする。今年は38試合が組まれた。うちメジャー2試合を含む4試合が、前年とは異なるコースで開催される。以下に4コースを紹介しよう。
■茨木国際GC (大阪)/Tポイントレディス ゴルフトーナメント/3月16日~18日
女子ツアーの大阪開催は12年ぶり。舞台は、アップダウンとドッグレッグホールが多い戦略性豊かな丘陵コースだ。開場は1960年と大阪府で10番目の歴史を持つが、2016年11月に北摂地域を一望できるモダンなクラブハウスに生まれ変わった。10年に着工した2グリーンからベント芝の1グリーン化も完了。面積が広くアンジュレーションが強いグリーンもスコアメークの鍵を握りそうだ。シグネチャーホールは、ティグラウンドからグリーンまで約50mの打ち下ろしの16番(384yd/パー4)。プロが放つ豪快な1打を楽しめる。
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■小杉CC (富山)/日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯/9月6日~9日
2017年の女子プロテスト会場となった小杉CCは、レギュラーツアーの開催は初となる。富山県唯一のパブリックゴルフ場で27ホールを有し、大会は南コース(1番~9番)と北コース(1番~9番)を使用する。最終ホールとなる北コースの9番(400yd超えのパー4)はグリーン周りに池がからみ、最終盤の波乱を予感させる。なだらかな自然の地形を生かした丘陵コースだが、見た目以上のアンジュレーションに加え、奥行き30ydほどの大きなグリーンは、緻密に計算された傾斜でプレーヤーを悩ませる。
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■千葉CC野田コース(千葉)/日本女子オープンゴルフ選手権競技/9月27日~30日
服部道子がプレーオフで制し、ツアー通算16勝目を挙げた2003年大会以来となる15年ぶりの開催だ。優勝スコアは1アンダーと、し烈を極めた争いは想像に難くない。3年前に1グリーン化された。フラットな地形の林間コースだ。グリーンが砲台となっているホールもあり、戦略性は高い。キーホールは上がり3ホール。400yd強の長いパー4の16番、17番パー3、18番パー5と、最終盤でスコアが動くドラマティックな展開が期待できる。フェアウェイの随所に配されたハザードを効果的に使用するなど、メジャーの舞台ではさらに難度が上がると予想される。
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■瀬田ゴルフコース北コース(滋賀)/TOTOジャパンクラシック/11月2日~4日
ゆったりとしたレイアウトと広いフェアウェイの3コース・54ホール。西コースは「センチュリー21レディス」の舞台となっている。北コースは設計家の井上誠一氏が手掛け、2005年以来13年ぶり(当時は「ミズノクラシック」)の開催となる。大会では通常の設定と異なり、上り2ホールがロングホール(パー5)になる。最終ホールまで目が離せない展開になりそうだ。最寄りのICから約2kmと近く、大阪市内からも高速で約45分とアクセスが便利。
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