スッキリとしたフロントフェイス

ホンダのコンパクトハッチバック「フィット」のキャディバッグ積載量を調査する。シティ、ロゴと続いてきたホンダのエントリー車種として、2001年に初代がデビュー。愛らしいデザインと、センタータンクレイアウトによる抜群のユーティリィ性能が評価され、日本を含めた世界市場で大ヒットを飛ばすことになった。

4代目となる現行モデルは、2020年に登場。パワーユニットは1.5リッター直列4気筒ガソリンと、1.5リッター直列4気筒ガソリンに2基の電気モーターを組み合わせたハイブリッド「e:HEV」を展開する。通常の5ドアハッチバックに加えて、車高をアップし、前後バンパーなどに専用デザインが施されたクロスオーバー仕様「CROSSTAR」もラインアップする。

【調査ルール】
・キャディバッグを積んだ状態で、その本数と同じ人数が乗車できること
・キャディバッグはフルセット入った状態で、ドライバーなどを抜くのはNG
・後部座席にはみ出して積むのは安全性の観点からNG
・基本的に9.5型のツアーバッグを使用し、入らない場合スタンドバッグも使用

ラゲッジルームはどんな感じ？

開口部荷室高760mm、荷室最大幅1,150mm、開口部地上高610mm

垂直に切り立ったハッチゲートは、バンパーレベルから大きく開閉。腰の高さに合わせて開口部を広く取ったことで、大きな荷物の積み下ろしがしやすくなっている。フロアと開口部に15センチほどの段差が存在し、サスペンションの張り出しも大きめ。左側のみに小さな窪みが設けられている。

ラゲッジ容量は330リットル、ボディサイズが小さいため奥行きこそないが深さは十分。初代フィットから続く多彩なシートアレンジは現行モデルでも健在だ。6:4分割可倒式リアシートはヘッドレストを外すことなく、ワンアクションで倒すことができる。

ホンダ「フィット」のゴルフバッグ積載量を調査

1個目の積み方

バッグ上部から積み込む

6:4分割可倒式リアシートの右側の背もたれを倒し、バッグ上部から縦向きに搭載。

2個目の積み方

バッグ下部から積み込む

1個目の横（右側）に並べるような形で、バック下部から搭載。

3個目の積み方

バッグ下部から積み込む

3個目は1個と2個目の上に搭載。バッグ上下を交互に積むことで収まりがよく安定感が高まる。3個を搭載した状態でも、ボストンバッグを置くスペースや後方視界は確保された。

調査結果

ホンダ「フィット」ゴルフバッグ積載量調査結果

豊富なシートアレンジが特徴のフィットはコンパクトなサイズにも関わらず、リアシートを畳むことで十分な搭載量を確保。開口部の中央が広く取られているため、キャディバッグのように大きな荷物も積み込みやすくなっている。

【動画】キャディバッグ積載方法（ホンダ編）

車両スペック

撮影車のカラーはプレミアムサンライトホワイト・パール

FIT e:HEV RS 車両本体価格：241.67万円（税込）
ボディサイズ(mm)｜4,080×1,695×1,540
ホイールベース(mm)｜2,530
車両重量(kg)｜1,210
エンジン｜直列4気筒
排気量(cc)｜1.496
最高出力(kW〈PS〉/rpm)｜78〈106〉/6,000-6,400
最大トルク(N･m〈kgf･m〉/rpm)｜127〈13.0〉/4,500-5,000
モーター｜交流同期電動機
モーター最高出力(kW[PS]/rpm)｜90［123］/3,500-8,000
モーター最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)｜253［25.8］/0-3,000

調査に使用したキャディバッグ

ブリヂストン ツアーキャディバッグ

ブリヂストン BRIDGESTONE プロレプリカモデル（CBG301）
型／9.5型、対応長さ／47インチ、口枠／6分割、セパレート／3分割、タイプ／カート、素材／（本体）合成皮革（口枠）ポリエステルメッシュ、重さ／4.5kg

ブリヂストンのキャディバッグをGDOショップで見る

ブリヂストン BRIDGESTONE
キャディバッグ

■キャディバッグ積載量調査とは
車の購入やレンタルを検討する際、我々ゴルファーの最重要チェックポイントは「キャディバッグが何個積めるか？」。そこで、皆さんに代わって国産人気車種の積載量を徹底調査。加えて「積みやすさ」も採点する。