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フジクラ特集
2023/07/25

ツアー初Vからの全英出場 平田憲聖がこだわる1Wのシャフトとその理由とは

連載:老舗シャフトメーカーが誇る伝統と新たな血統
2023年 フジクラ特集4 「全英」初出場。平田憲聖は次代を担うひとり(撮影:奥田泰也)
「全英」初出場。平田憲聖は次代を担うひとり(撮影:奥田泰也)

今年の「~全英への道~ミズノオープン」でツアー初優勝を果たし、自身初の海外メジャーとなる「全英オープン」に出場した22歳の平田憲聖。プロに転向してから初の海外遠征は悔しい予選落ちとなったものの、貴重な経験は今後のツアープロ人生に大きな影響を与えることになる。

平田といえば今季も安定したドライバーショットを放ち続けているが、ドライバーのシャフトはフジクラの「VENTUS TR BLUE」に替えたという。長さも45インチから45.75インチに変更するなど、シャフトに対するこだわりは独特だ。

■昨年までの45インチから45.75インチに

2023年 フジクラ特集4 こと1Wのシャフトにはこだわりが(撮影:奥田泰也)
こと1Wのシャフトにはこだわりが(撮影:奥田泰也)

メーカーによっても異なるが、国内ツアーではシーズン終盤に入ると、翌年使用する新しいクラブのテストを開始することが多い。ミズノとアンバサダー契約を結ぶ平田も昨年10月「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」から新ドライバー「ST-X230」のテストを始めていた。シャフトとのマッチングなど試行錯誤を繰り返しつつ、4週後の「カシオワールドオープン」初日、ついに本番でも新ドライバーを試す。

ところが、今ひとつしっくりこなかったこともあり、2日目からは以前のドライバーに戻した。「何事に対しても慎重」という平田だが、クラブに関してはさらにその度合いが増す。自分がイメージした弾道と実際のそれに誤差がある以上、GOサインを出すわけにはいかないのだ。

シーズンオフに入っても新ドライバーのテストは続いたが、年が明けてから試したのがVENTUS TR BLUE(6X)だった。昨年まで45インチのシャフトを使用していたが、試したのは45.75インチ。「一度長くしてみようと思い試したところ、構えた時に違和感がなく、すんなり受け入れることができました。45インチと比べると、ヘッドがしなり戻るタイミングが異なり、それが自分にとっては心地よくハマる感じでした」

シャフトは先端0.5インチ分をカット。45インチだと「めちゃめちゃ硬く感じた」が、45.75インチにしてみると「全部のバランスが良くて、自分にとって全てがマッチした感じでした」。当然、気持ちよく振れるだけでなく、イメージ通りの弾道に。それまで悩んでいたことが一気に解消して、今シーズンに臨むことができた。

■フェードとドローを打ち分けやすい

2023年 フジクラ特集4 打ち分けやすさがカギ(撮影:奥田泰也)
打ち分けやすさがカギ(撮影:奥田泰也)

ショットの正確性を武器とし、大阪学院大3年時の2021年「日本学生ゴルフ選手権」では蝉川泰果を1打差で退けて制し、学生時代にプロとなった逸材。振り返ってみると、ドライバーに関してはアマチュア時代からフジクラのシャフトを好んで挿していた。「初代の『Speeder EVOLUTION』も使っていましたし、日本学生に優勝したときやファイナルQTで2位に入ったときは『Speeder EVOLUTION Ⅳ』でした」。トーナメントに出場するようになってからもしばらくは同タイプを使用していたという。

平田に限らず、シャフトにこだわるツアープロは多い。ドライバーの場合、クラブヘッドの性能に依存する度合いは大きいが、その性能をしっかりと引き出すためにもシャフトとのマッチングはマストだからだ。逆にいえば、ヘッドとシャフトのマッチングが上手くいけば、何の不安もなく振り抜くことができる。新ドライバーのヘッドに合うVENTUS TR BLUEを見つけることができた平田がまさにそうだった。

「自分の球筋はほぼストレートに近いドローですが、ドッグレッグホールではボールを曲げています。VENTUS TR BLUEはフェードとドローを打ち分けやすいですし、シャフトが長くなった分、飛距離も伸びましたね」。ドライビングディスタンスの平均は昨季280.74ydに対し、今季は現時点(7月時点)で282.68yd。効果が存分に発揮されたのが、ミズノオープンだった。

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