メゾンからゴルフアイテム続々
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一年で一番寒い季節がやってきた。この1月、2月、気温の低さに加え、風が強く、グリーンはカチカチに凍っている。そんな中でもラウンドに出向くのが、真のゴルファーではないだろうか。ということで、今回は極寒ゴルフに役立つクラブを紹介しよう。
ツアートーナメントの高速グリーンのことを、“氷のグリーン”と称されることがある。凍ったグリーンはまさに氷上、百戦錬磨のプロでもボールを止めることは難しい。そんな“氷のグリーン”には、パーオンできそうな距離でも直接乗せないことが鉄則だ。一度グリーン周りに止め、そこからじっくり寄せワンを狙うべきだろう。そこで大事になってくるのが、ボールを上げないアプローチ。できればパターで狙いたいところだが、グリーンエッジから離れた場所からでは距離感を出しにくい。プロはそんな時、ユーティリティを短く持って転がすのだが、これが実際やってみると意外と難しい。そこでアマチュアゴルファーにオススメなのが、チッパーだ。使ってみると予想以上に楽にピンに寄せることができる。パターと同じようにストロークするだけで、イメージした通りに球をポンと浮かせ、面白いようにカップに寄せることができるのだ。
だが、アプローチ専用クラブであるチッパーは、機能的ではあるが「見た目が格好悪い」という声を多く耳にする。ボテッと大きなソール形状で、明らかに邪道ではないか、という人もいるのが現実だ。しかし最近のモデルには、一見チッパーには見えない高級感を持つモデルも存在する。有名なのは、プロギアのR35 ウェッジやオデッセイのMARXMAN X-ACTだ。「チッパーなんて格好悪い」と毛嫌いせず、一度手に取って試してみることをオススメしたい。
真冬のゴルフでは、朝イチや日陰ではまさに“氷のグリーン”。いま持っているクラブでは太刀打ちできないホールが存在する。そんなときこそ、中古ショップで見つけた秘密兵器を投入し、パットが不要になるほどピン側に寄せて攻略してみては如何だろうか。