「Qi4D MAX」のやさしさが過ぎた! シニアや女性にも刺さる“超寛容性”/西川みさと #深夜試打

テーラーメイド初の脱チタンヘッドを支える軍事用グレードの「7075アルミニウム」フレームを採用し、大幅な軽量化と余剰重量の最適配分を実現した「Qi4D MAX ドライバー」。深低重心設計と高慣性モーメントにより、ミスヒット時でもボール初速の低下を抑え、高弾道で直進性の高い強弾道を可能にする。そんな同社自信作をドライバーのヘッドスピード(以下HS)40m/s未満の女子プロ・西川みさとが試打評価を行った。

「前作MAXをしのぐ圧倒的やさしさ コアとの差はかなり拡大」

「Qi4D MAX」のやさしさが過ぎた! シニアや女性にも刺さる“超寛容性”/西川みさと #深夜試打
MAXで初めて可動式の調整機能「TASウエート」を搭載

―率直な印象は?
「正直なところ、飛距離が思ったよりも伸びなかったという印象です。『MAX』という名の通りヘッドの挙動は非常にやさしいのですが、そのやさしさ半面、逆に飛距離性能がやや物足りなく感じてしまう…。スピン量はそこまで入ってはいないのですが(平均2284rpm)、前に飛ぶ推進力より楽につかまる安心感を重視した設計に感じます」

―見た目の評価は?
「性能面でのやさしさと比例して、やはりちょっと大きいです。ヘッド後方に長く、フェース左右(横)にも広い形状で、小ぶりなヘッドが好みの私には少し構えにくく感じてしまうサイズ感。コアモデル(Qi4D)がスマートで構えやすかっただけに、『MAX』の大きさとのギャップを強く感じてしまいました」

「Qi4D MAX」のやさしさが過ぎた! シニアや女性にも刺さる“超寛容性”/西川みさと #深夜試打
投影面積の大きさが安心感につながる

―前作や他モデルと比べて?
「前作『Qi35 MAX ドライバー』と比べて、さらにやさしさが増している印象です。他社MAX系ドライバーと比較しても、群を抜いてやさしい。その寛容性は、もはやレディースモデルの範囲に達していると勘違いしてしまうほど。その半面で飛距離性能に関していうと、前作『Qi35 MAX』のほうが飛んでいたように感じます」

―純正シャフトとの相性は?
「ハイローテーション・レッド(HR/先中調子系)とマッチしていたコア(Qi4D)とは逆の結果となり、ミッドローテーション・ブルー(MR/中調子系)のほうが暴れず、タイミングは取りやすかったです。ヘッド自体が非常にやさしく動きが大きいため、シャフトまで大きく動くと、挙動が大きすぎて(動きすぎて)合わせにくい。HRとの組み合わせは、どうしてもボールがつかまりすぎてしまいました。その点MRのほうが、動きが少し穏やかな分、アジャストできたのだと思います」

「Qi4D MAX」のやさしさが過ぎた! シニアや女性にも刺さる“超寛容性”/西川みさと #深夜試打
程よい動きを感じる「REAX 50 ミッド・ローテーション ブルー」

―どんなゴルファーに合う?
「今作は、本当にやさしさに振っているので、ずばりHSがあまり出ない人に向いています。私くらい(平均35.3m/s)でもちょっと物足りなさを感じてしまうほどなので、一般的な男性アベレージゴルファーよりシニアや女性層、あるいは本当にパワーに自信のないゴルファーにマッチするように感じました。逆にある程度振れる人やHSに不安を抱いていない人には、このモデルよりもアスリート寄りのコア(Qi4D)を選んだほうが適当な気がします」

オートマチックなつかまりだけど飛距離&打感は3.5△【総合評価3.8】

「Qi4D MAX」のやさしさが過ぎた! シニアや女性にも刺さる“超寛容性”/西川みさと #深夜試打
「もう少し飛距離性能に振っていても良かったのでは…」(西川)

【試打結果(平均)】
総距離:205.3yd
キャリー:175.8yd
HS:35.3m/s
初速:53.0m/s
スピン量:2284rpm
打ち出し角:13.8度

【飛距離】3.5
【打感】3.5
【寛容性】4.0
【操作性】4.0
【構えやすさ】4.0

「Qi4D MAX」のやさしさが過ぎた! シニアや女性にも刺さる“超寛容性”/西川みさと #深夜試打
平均総距離209.2yd飛んでいたコアと比べるとやや辛口評か…

・ロフト角:10.5度
・使用シャフト:REAX 50 Mid Rotation Blue(硬さSR)、REAX 50 High Rotation Red(硬さSR)
・使用ボール:横須賀グリーンゴルフ専用レンジボール

取材協力/トラックマンジャパン株式会社、横須賀グリーンゴルフ

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西川みさと プロフィール

1977年7月10日生まれ、埼玉県出身。1998年「日本女子学生選手権」にて優勝し、大山志保古閑美保らとともにナショナルチームで海外大会に出場。2002年にプロテスト合格後は、美しいスイングを武器にレギュラーツアーで活躍。23年国内女子シニア「JLPGAレジェンズチャンピオンシップ」優勝。

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