「Tシリーズ」アイアン3兄弟の真ん中「T200」を試打

【ミヤG】
今回試打するのは、タイトリスト「Tシリーズ」アイアン3モデルの中でも、ヘッドの大きさや飛距離性能、寛容性が中間に位置する「T200」。前回試打した「T100」が「AP2」の後継モデルだとすると、「T200」は大ヒットした「AP3」の後継モデルということになるんでしょうか。

【ツルさん】
立ち位置としてはそうですが、Tシリーズの「T200」と、最もやさしい「T300」には「マックスインパクト テクノロジー」という新たな技術が採用されています。ヘッドの性能は「APシリーズ」からずいぶん進化していますよ。では、ミヤGから試打をどうぞ！

【ミヤG】
このアイアンは、けっこう飛びますね～。自分のアイアンよりもロフト角が1番手ぶん立っていますが、飛距離は1.5番手ぶんよく飛びました。ボール初速がよく出ているみたいです。

【ツルさん】
それが「マックスインパクト テクノロジー」の効果だと思いますよ。薄肉フェースを裏側からシリコンポリマーで押さえるような構造になっていて、フェースの広い範囲で高初速が得られるようになっています。僕が打ってもよく飛びましたが、それよりも僕が驚いたのはボールの直進性の高さです！

シャープな見た目のヘッドは「T100」よりも少し大きめ

【ミヤG】
ヘッドは「T100」より少しだけ大きく、シャープな雰囲気。でも、実際に打ってみると簡単なんですよね。

【ツルさん】
ヘッド内部のトウ側とヒール側には、ガッツリとタングステンが配されています。そのおかげで、ヘッドの見た目の印象よりも慣性モーメントが高くてヘッドがブレづらい。そのうえ「マックスインパクト テクロノジー」のおかげで、オフセンターヒット時にも飛距離があまり変わりません。

【ミヤG】
アスリートライクなヘッド形状なのに、簡単にまっすぐ飛ばせる性能がいいですね～。

【ツルさん】
「AP3」も良いモデルでしたが、「T200」はさらにやさしさが向上していますよ。それでいて打感は、「T100」とほとんど同じでソリッド。フィーリング面でも好印象です。

【ミヤG】
打っていて心地がいいし、このアイアンならスコア向上に貢献してくれそうな気がします！

【ツルさん】
ミヤGも、こういうアイアンを使ったら、安定して80台のスコアが出るようになると思いますよ。

アスリート好みの見た目と打感からは想像できないやさしさ、飛距離性能を持っている

■ 試打したクラブのスペック

タイトリスト T200 アイアン
●番手（ロフト角）：7番（30度）●シャフト：NSプロ 950GH neo ●フレックス：S

■ マイクラブ情報

ミヤG：ミズノ MP-5 アイアン
●番手（ロフト角）：7番（34度） ●シャフト：プロジェクト X ●フレックス：6.0（S+）

ツルさん：タイトリスト 718 AP2 アイアン
●番手（ロフト角）：7番（33度） ●シャフト：ダイナミックゴールド 105 ●フレックス：S200