球をつかまえて高初速で飛ばせる オノフ ドライバー 赤
【ミヤG】
新型コロナウイルスの影響によって、ゴルフクラブの発売日に遅れが生じる事態になっています。こちらの「オノフ ドライバー 赤」も、当初の3月7日から4月4日に変更されました。
【ツルさん】
僕は別の取材ですでに試打していますが、新しいオノフ赤のドライバーはとても高性能なクラブに仕上がっているんです。それなのに出はなをくじかれることになったのは残念です。2020年モデルの「オノフ ドライバー 赤」は、ヘッドの見た目、構造、機能性が従来とはガラッと変わり、それがすべて良い方向に進化しています。要チェックのドライバーですよ!
【ミヤG】
オノフ赤の2020年シリーズには、2タイプのドライバーが用意されています。今回試打するのはスタンダードなモデル。アドレスしてみると、フェースをターゲットの方に向けやすくて、とても構えやすい! 深みのあるネイビーのヘッドからは、うっすらとカーボンの編み目が見えていますね。
【ツルさん】
オノフでは初となるカーボンクラウン、ロフトやライ角が調整できるネックの調整機能も搭載されました。打ってみると、とにかく気持ちがいい(笑)。金属的な打感が心地よく、高弾道で適度につかまったボールが楽に打てます。
【ミヤG】
僕はフッカーなので、左への曲がりが大きすぎることもありましたが、右に打ち出すつもりで打つと、ちょうどいい感じのドローが打てました。スピン量は2800回転ぐらい。球をつかまえて打っても、スピンが減りすぎずに安定した球筋になりますね。
【ツルさん】
オノフ赤のドライバーは、歴代モデルを見ても高弾道ドローを打ちやすく設計されているクラブ。フッカーのミヤGが打つと、球がつかまりすぎてしまうでしょうね。でも、プッシュのミスが多い人、スライサーが使うと、いい具合に球筋を補正してくれると思いますよ。
【ミヤG】
純正シャフトのフィーリングは、とてもいいです。フレックスSでもやわらかめに感じますが、振っていて頼りなさはありません。それにボール初速が出ています!
【ツルさん】
中間から先が「スパーン!」とすばやく戻ってきて、球の高さとつかまりを補助してくれるタイプのシャフトです。とはいえ、そのしなり戻りの速さをゴルファーにはあえて感じさせず、陰でいい仕事をしてくれている雰囲気。僕はとても打ちやすく感じました。それにミヤGが指摘したように、僕もボール初速性能には驚きました。フェース設計が新しくなっているし、「パワートレンチ」と呼ばれているクラウンとソールの溝設計も刷新されているので、きっとその効果なんでしょう。
【ミヤG】
ヘッドもシャフトも高性能な印象を持ちました。基本的にはヘッドスピード43m/sぐらいまでの、球をつかまえて飛ばしたい人向けのドライバーですよね。「ゼクシオ イレブン」の対抗馬になりそうなモデルです。
【ツルさん】
シャフトをカスタムオーダーすれば、スイングスピードの速いゴルファーにも対応するヘッド性能です。それにネックの調整機能を使えば、標準仕様のライ角をフラット側に調整できるのも大きなポイント。これによって球のつかまりすぎを抑えることもできます。今回の「オノフ 赤」は、幅広いゴルファーにフィットすると思いますよ。
■ 試打したクラブのスペック
グローブライド オノフ ドライバー 赤
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:SMOOTH KICK MP-520D ●硬さ:S
■ マイクラブ情報
ミヤG:テーラーメイド M5 ドライバー
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:Speeder 569 EVOLUTION VI●硬さ:S
ツルさん:テーラーメイド M2 ドライバー
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:VENTUS 6 ●硬さ:X
ミヤG プロフィール
1973年生まれ。ゴルフ歴20年。GDO編集部のシステム関連を担当。もともとはスライサーだったが、最近はドライバーもアイアンも強めのドローが持ち球。見た目がいい最新ギアが大好きで、現在はテーラーメイドのドライバーと、ミズノのフォージドアイアンを愛用中。ヘッドスピードは42~43m/sくらい。
ツルさん プロフィール
1974年生まれ。シングルの腕前を持ち、ギア関連の記事を多く手掛けるゴルフライター。メーカーの新製品発表会には必ず出向き、日々ゴルフの最新情報を収集している。生活すべてがゴルフ漬けだとか。ヘッドスピードは46m/sぐらい。持ち球は中・高弾道のドロー。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー