新製品レポート

長尺でも振り遅れずに高弾道ドロー プロギア RS RED ドライバー

2019/04/22 05:00
長尺・軽量が特徴のプロギア「RS RED ドライバー」を試打

【ミヤG】
“ギリギリ”のフェース反発がウリのプロギアRSシリーズに、新たに2モデルが追加されました。そのひとつが、この「RS RED ドライバー」です。

ヘッドの投影面積は大きめ。フックフェースが強くないので構えやすい

【ツルさん】
もともとプロギアのREDは、ヘッドスピードが遅めのゴルファーから絶大な支持を得ていたシリーズ。今回の新モデルからRSシリーズの一員になって、統一ブランド化されました。クラブスペックでいうと、46インチで270グラム台という超軽量ドライバー。手にした瞬間から「軽っ!」って感じますね。

【ミヤG】
投影面積の大きなヘッドで、やさしく打てそうに見えるし、丸型のヘッドシェイプもキレイ。フックフェースではなく、スクエアに構えやすいのも好印象です。でも、46インチは長く感じるなぁ(笑)。では、打ってみます!

【ツルさん】
ミヤGがフルスイングすると、さすがにアンダースペックですよね。もう少しゆったり振ったほうがいいかも。

【ミヤG】
試打の1発目は、チーピンみたいな球を打っちゃいました(笑)。構えたときの印象よりも球がよくつかまるドライバーですね。

【ツルさん】
僕はヘッドスピード43m/sぐらいで振ってみましたが、それでもクラブ性能に対して振りすぎかなという感じ。対象ヘッドスピードは、フレックスSでも40m/s以下でしょうね。

【ミヤG】
このドライバーで打つと、スピン量が多めになりますよね。

【ツルさん】
低スピン系のドライバーだと、球が上がりきらないというゴルファーもけっこう多いんです。そういう人が使っても、ビッグキャリーで飛ばせるように開発されているんだと思いますよ。

【ミヤG】
フェースの芯を外したミスショットでも、そこそこ飛んでくれるし、手に嫌な感触が残りません。スイートエリアの広さを感じますね。さすが“ギリギリ”です(笑)

【ツルさん】
フジクラ製の純正シャフトも好印象です。走り感と加速感があって、球をつかまえて飛ばす補助をしてくれます。46インチという長さでも振り遅れず、簡単かつオートマチックにドローが打てる。昔はこういう性能のドライバーはなかったですから、最新テクノロジーが投入されているなぁと感じますよね。

飛距離とやさしさが高得点なのに加えて、構えやすいのも好印象

■ 試打したクラブのスペック

プロギア RS RED ドライバー
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:RS RED専用 Speeder EVOLUTION for PRGR ●フレックス:S

■ マイクラブ情報

ミヤG:テーラーメイド M5 ドライバー
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:KUROKAGE TM5 2019 ●フレックス:S

ツルさん:タイトリスト TS2 ドライバー
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:TENSEI CK PRO ORANGE 60 ●フレックス:X

■ ミヤG プロフィール

1973年生まれ。ゴルフ歴20年。GDO編集部のシステム関連を担当。ドライバーはスライス、アイアンはドローが持ち球という変わりダネ。見た目がいい最新ギアが大好きで、現在はピンのドライバーと、ミズノのフォージドアイアンを愛用中。ヘッドスピードは42m/sくらい。

■ ツルさん プロフィール

1974年生まれ。シングルの腕前を持ち、ギア関連の記事を多く手掛けるゴルフライター。メーカーの新製品発表会には必ず出向き、日々ゴルフの最新情報を収集している。生活すべてがゴルフ漬けだとか。ヘッドスピードは46m/sぐらい。持ち球は中・高弾道のドロー。

プロギア
発売日:2019/04/12 参考価格: 95,040円