曲がりづらくて縦距離がそろう!ツアーB JGR HF3 アイアン
【ミヤG】
前回に引き続き、今回もJGRの新シリーズを試打します。メーカーの正式発表前なので詳しいことは分かりませんが、ヘッドには「ツアーB JGR HF3」というモデル名が刻印されていますね。
【ツルさん】
ヘッドのトウ側には「FORGED」の刻印もあります。見た目のヘッド形状から推測すると、ボディのみがフォージドで、フェースには反発のいい異素材が使われているのだと思いますよ。とりあえず打ってみましょう!
【ミヤG】
このアイアンは、飛びますね~。ストロングロフト設定だと思いますが、それにしてもよく飛びます。自分のアイアンよりもラクに30ydくらい飛んじゃいました!
【ツルさん】
打ってみると、意外と打感がいいことにも驚きました。おそらくヘッド内部に振動吸収材が入っているんでしょうね。飛ぶし、曲がりづらいし、芯を外して打ったときに縦距離があまり変わらないのも長所です。打つ前はあまり期待していなかったけど、かなりデキがいいです!
【ミヤG】
まっすぐに打ちやすいオートマチック系のアイアンですよね。ちょっとぐらいスイングをミスっても、このアイアンならグリーン上にボールが残ってくれそうです。
【ツルさん】
ロフトは立っていますが、クラブの長さは一般的な7番アイアンと同じか、ほんの少しだけ長い程度。だから7番の打ちやすさのまま、やさしく飛ばせるのがいいですね。ただし、スピン量はかなり少なめ。このアイアンの5番でグリーンに止まる球を打つのは難しいと思います。実戦で使いやすいのは、せいぜい6番アイアンまでかな。
【ミヤG】
ヘッドを手に持つと分厚いですが、構えたときにはモッサリ感がありません。僕のような見た目にうるさいゴルファーにも受け入れられるように、すっきりしたヘッド形状になっています(笑)
【ツルさん】
実際にはソール幅がとても広いアイアンです。けれど、トレーリングエッジ(ソール後部)側が大きく削られていて、そうは見えないように仕上げられています。キャディバッグに収まっている姿も悪くないですよね。もちろん、このソール形状は抜けにも貢献していますよ。試打クラブには日本シャフトの最新モデル「NSプロ 950GH NEO」が採用されていて、これがまためちゃ振りやすい! ヘッド性能とも好相性です。
■ 試打したクラブのスペック
ブリヂストンゴルフ ツアーB JGR HF3 アイアン
●番手:7番 ●シャフト:NSプロ 950GH NEO ●フレックス:S
■ マイクラブ情報
ミヤG:ミズノ MP-5 アイアン
●番手(ロフト角):7番(34度) ●シャフト:プロジェクト X ●フレックス:6.0(S+)
ツルさん:タイトリスト 718 AP2 アイアン
●番手(ロフト角):7番(33度) ●シャフト:ダイナミックゴールド 105 ●フレックス:S200
ミヤG プロフィール
1973年生まれ。ゴルフ歴20年。GDO編集部のシステム関連を担当。もともとはスライサーだったが、最近はドライバーもアイアンも強めのドローが持ち球。見た目がいい最新ギアが大好きで、現在はテーラーメイドのドライバーと、ミズノのフォージドアイアンを愛用中。ヘッドスピードは42~43m/sくらい。
ツルさん プロフィール
1974年生まれ。シングルの腕前を持ち、ギア関連の記事を多く手掛けるゴルフライター。メーカーの新製品発表会には必ず出向き、日々ゴルフの最新情報を収集している。生活すべてがゴルフ漬けだとか。ヘッドスピードは46m/sぐらい。持ち球は中・高弾道のドロー。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー