日本人にドンズバは本当?! タイトリスト 718 AP3 アイアン
見た目が良くて、見た目よりもカンタン!
【ミーやん】
718シリーズになって新たに追加されたのが、今回試打する「AP3 アイアン」。性能的にはアベレージ向けモデル「AP1」と、アスリート向けモデル「AP2」の中間に位置するモデルだそうです。近未来感のあるバックフェースのデザインが、カッコいいですね!
【ツルさん】
性能から考えるとネーミングは「AP1.5」なのですが、“AP1 + AP2 = AP3”という意味合いがあるらしいですよ。アスリートゴルファーに人気の「AP2」と比べて、どの程度やさしく打つことができるのか、どれくらい飛ぶのかもチェックしてみましょう。
【ミーやん】
ヘッドの大きさは、「AP1」と「AP2」のちょうど中間ぐらい。やさしく打てそうに感じられて、なおかつヤボッたさも感じません。絶妙なサイズで構えやすいですね。打ってみると、高強度のL字型フェースが採用されているからだと思いますが、少し弾くような打感です。でも、手に嫌な感触は伝わってきません。
【ツルさん】
響きの少ないクリアで硬質な打音は、他のAPシリーズと共通したフィーリングなんですよね。「AP2」と飛距離を比べてみると、「AP3」の方がキャリーで約5ヤード飛ばせます。そして「AP1」よりも5ヤード飛びません。飛距離も2モデルの中間になるように作られているみたいです。
【ミーやん】
ちなみにボクが打つと、「AP3」と「AP2」はあまり飛距離が変わらなかったです。なぜでしょう?
【ツルさん】
それは分かりません(笑)。でも、ミーやんのスイングとアイアンに装着されているシャフトとの相性が関係しているのかも…。とはいえ、ヘッドの性能でいうと「AP3」の方が飛びのポテンシャルは上です。ストロングロフトのわりに打ち出しが高く、スピン量が少なめになるのも特徴ですね。おそらく低重心設計なのだと思います。
【ミーやん】
構えたときの印象よりも、オートマチックにまっすぐ飛ばしやすいです。見た目を重視する日本のゴルファーには、「AP3」はドンズバのモデルでしょうね。
【ツルさん】
ヘッドがブレづらくて、そのぶん直線的に打ちやすいです。「AP2」ほどの操作性を求めない人や、少し飛んだほうがラクという人には「AP3」がオススメです。ミーやんの言うとおり、バックフェースのデザインがカッコいいのも魅力ですよね。
■ 試打クラブのスペック
タイトリスト 718 AP3 アイアン
番手:7番、ロフト角:30度、シャフト:日本シャフト NSプロ 950GH、フレックス:S
発売日:2017年9月30日、価格:6本セット税抜132,000円(税込142,560円)
■ マイクラブ情報
ミーやん:ブリヂストン ツアーステージ Xブレード 709 CB(番手:7番、ロフト角:32度、シャフト:日本シャフト NSプロ 950GH・フレックスS)
ツルさん:ブリヂストン ツアーB X-CB アイアン(番手:7番、ロフト角:32度、シャフト:日本シャフト NSプロ モーダス3 ツアー105、フレックス:S)
ミーやん プロフィール
1978年生まれ、自分に合うクラブを求めて、片っ端から新製品の試打を行うエンジョイ志向のGDO編集部員。ヘッドスピード42m/s、持ち玉は低・中弾道のドローというか、むしろチーピン。チーピニストからの卒業を目指し、現在はスイングを改造中。
ツルさん プロフィール
1974年生まれ、シングルの腕前を持つ。とにかくボールを打っていたいギア好きのゴルフライター。メーカーの新製品発表会には出向くのはもちろん、毎年アメリカのゴルフ見本市「PGA SHOW」に行って最新クラブをチェックしている。ヘッドスピード46m/s、持ち玉は中・高弾道のドロー。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー