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日本シャフト特集
2022/05/23

ゴルフ好きスタイリストの「こだわらない」日常と替えないクラブ

連載:“こだわりの人”に聞くライフスタイル&仕事術
日本シャフト スタイリスト・尾後さん ゴルフ好きのスタイリスト・尾後啓太のこだわりを聞く(撮影:岡崎健志)
ゴルフ好きのスタイリスト・尾後啓太のこだわりを聞く(撮影:岡崎健志)

<“こだわりの人”に聞くライフスタイル&仕事術>

技術、クラブ、ウェア……。ゴルフのこだわりは人それぞれ。そこに様々な楽しみ方が存在するからこそ、幅広い層に愛され続けているのだろう。日本シャフトは完全国内生産でスチール、カーボンの両方を扱うこだわりのシャフトメーカー。新たなシャフトを生み出す開発陣から、それを手にするエンドユーザーまで、同社の周りには“こだわりの人”にあふれている。

「こだわりを持たない」スタイリストの信条

日本シャフト スタイリスト・尾後さん スタイリストの仕事は「こだわりを持たないことがこだわり」と話す尾後(撮影:岡崎健志)
スタイリストの仕事は「こだわりを持たないことがこだわり」と話す尾後(撮影:岡崎健志)

スタイリストの尾後啓太(敬称略、以下同)は、自らゴルフウェアのデザインを手がけ、販売するほどの大のゴルフ好き。これだけを聞けば、“こだわりの詰まった男”を想像するが、仕事をする上でのこだわりを尋ねると意外な答えが返ってくる。

「スタイリストというと、おしゃれでクリエイティブな仕事のイメージがあるかもしれませんが、デザイナーのようにゼロから何かを生み出す仕事とは違います。求められているのはタレントさんや商品をいかに良く見せるかであって、“オレはこうだ”みたいなものは必要ありません。むしろ、その時々に合わせた考え方でやる必要がある。そう考えると、こだわりを持たないことがこだわりかもしれません」

仕事選びも柔軟に流れに合わせて決めていく

日本シャフト スタイリスト・尾後さん 固執せず、常に柔軟に対応する思考を大切にする(撮影:岡崎健志)
固執せず、常に柔軟に対応する思考を大切にする(撮影:岡崎健志)

ゴルフウェアのデザインはあくまで趣味の延長線上。本業のスタイリストはクライアントの要望に応える仕事だからこそ、何かに固執するのではなく、常に柔軟に対応する思考を大切にしている。

スタイリストという仕事を選んだ理由にも、強いこだわりがあったわけではない。「実家がブティックをやっていて、自分自身もファッションが好きだったので服飾の専門学校に入ったことがきっかけです。ただ、その時点でスタイリストになろうと強く思っていたわけではありません。その後も専門学校を出たからにはスタイリストのアシスタントに就こう、アシスタントをやったからには独立しようという感じです」

さらりと経緯を語った口ぶりから、苦労、努力、情熱……そういったものを周りに見せることを嫌うタイプと推測された。シャイなのかもしれない。

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