「スイング」を疑う前に、シャフトの「硬さ」を疑え!
2016/02/17 09:00
右手の余分な動きを抑え、正しいインパクトの形が作りやすい「元しなり」のシャフト
■現在使用しているシャフトの特性 手元側が硬く、中間から先端寄りがしなる中調子
万人向けの中調子
穏やかにボールをつかまえるオーソドックスなシャフト
ゼクシオ フォージド 純正シャフト
■お勧めシャフト4本の特性 手元側のしなりは共通で、「動き」や性質が異なる4本
1 三菱レイヨン FUBUKI ATシリーズ 60S
ゆったりとしたリズムでしなる手元調子。手元側に重心を寄せたカウンターバランスになっている
2 日本シャフト N.S.PRO Regio Formula MB S65
手元側から中間部がしなり、中弾道の強い弾道で手元調子と中調子の良いところを併せ持ったシャフト
3 グラファイトデザイン ツアーAD GP-6 S
手元側から中間部にかけしなり、先端が硬めなのでインパクトで当たり負けが少なく安定感のある弾道が望める
4 三菱レイヨン KUROKAGE XT 60 S
手元側がしなるシャフトで叩いても吹き上がりづらく、ロフトが立って当たりやすくスピンが少ない弾道が打ちやすい
純正シャフトは、同じフレックスでも“やや軟らかい”!
関プロ「スイングを変えずにクラブで良い結果を求める時に重要なのは、タイミングの取りやすさと自然と正しい動きが取りやすくなるシャフトの挙動です。さらに硬さや重さなどのスペックもスイングに合ったものを選ばないと結果には結びつきません。大原さんのシャフトは軽く柔らかめのスペックだったため、ミスの幅も大きくなっていました。純正のSスペックは
カスタム系シャフトと比べ、少し軟らかめですからね。