シャフトで“スイングプレーン”は作れる
2016/11/16 08:30
手元側がしなり、手打ちを軽減してくれるシャフト
■現在使用しているシャフトの特性 先端側から中間にかけてしなりのピークがある弾きの強いシャフト。ボールのつかまりもよく、高さも出しやすい
手元がしっかりしたしなり量の多い先中調子
フジクラ Motore Speeder 661 S
■おすすめシャフト4本の特性 手元側がしなり、自然と“タメ”を作ってくれるシャフト
1. USTマミヤ ATTAS G7 6S
手元側のほうが大きくしなり、先端側もしなる両しなり傾向。インパクト以降の強い振り抜き感が特徴
2. 三菱レイヨン FUBUKI ATシリーズ 60S
ゆったりとしたリズムでしなる手元調子。手元側に重心を寄せたカウンターバランスになっている
3. フジクラ ONYX Speeder 6S
手元側が柔らかく中間がしっかり、先端側がやや柔らかい設計のシャフト。しなる量は大きく、重く押すような挙動が特徴
4. グラファイトデザイン Tour AD GP-6 S
手元から中間にかけてしなる手元調子。先端が硬めなのでインパクトで当たり負けが少なく安定感が望める
シャフトで正しいスイングに導くこともできる
関プロ「シャフトの役割のひとつに、正しいスイングの動きをしやすくするという点があります。今回の高橋さんのように手打ちの傾向が強い方は、手元が硬いと手の動きにクラブが敏感に反応するので、そのままボールに反映されやすくなります。手元側のしなるシャフトを使うことで、手元のしなりがヘッドの挙動を穏やかにし、タイミングを遅らせることで、自然と“タメ”ができやすくなるのです」