シャフトでこんなに変わるんだ!

“ブランク”があっても安心できるシャフトがある

2017/06/18 05:00

無意識に“左へ”飛ばそうとしている

関プロ「現在、岩瀬さんのお使いのシャフトは、つかまりを抑えた仕様の手元しなり。それに加え、ヘッドも同様の性能。クラブがつかまりを抑えている分、スイングでつかまえにいかなければなりませんが、岩瀬さんはタメが強いため、インパクトで振り遅れ気味になってしまっているのです。そのまま打つと右へ、嫌がって右手のリリースが早くなると左へと、どちらのミスも出る状態になってしまっています」

挙動がつかみやすいモデルを試打!

■ 現在のシャフト:

アルディラ ROGUE BLACK LIMITED EDITION 6 S
ハードヒッターが安心して叩いていける中元しなり。手元から中間にかけて大きくしなり、先端側をやや剛性を持たせている。強振してもつかまりすぎない特性を持ったシャフト。

■ おすすめシャフト4本:

手元から中間にかけてしなる、挙動がつかみやすいシャフト。重さはすべて60g台。

1.グラファイトデザイン ツアーAD PT
手元から先端にかけて、弓なりに均一にしなるような動き。シャフト全体でしなるが先端だけはやや硬め。

2.三菱ケミカル クロカゲ XM
中間がしなり、先端を硬く仕上げてある。ボールのつかまりは控えめで、ミスヒットに強い。

3.USTマミヤ ATTAS 5GoGo
手元側と先端側がしっかりしたクセのない中しなり。しなり戻る時にやや強めにボールを弾くが、粘りの挙動も併せ持つ。

4.フジクラ スピーダー エボリューション 2
手元から中間までがしなる中調子。先端は硬めで、弾き感が強いのが特徴。手元側に金属を配したカウンター設計を採用。

強引につかまえようとする動きを減らす!

関プロ「岩瀬さんはスイング的に大きな問題はありません。ですが、プレーする機会が減ったことで、自然とボールがつかまるというよりは、つかまえにいかないとつかまらない球筋になっています。もう少しシャフトが素直に動き、自然とボールをつかまえやすくなるシャフトに変えれば、無理に左に打とうとする動きが減り、大きなミスは減らせるはずです」

(次のページで、おすすめ4本からジャストな1本を絞り込み!)

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