シャフトでこんなに変わるんだ!

“ブランク”があっても安心できるシャフトがある

2017/06/18 05:00

クセのないシャフトは実は2タイプある!

画像のシャフトはすべて“弓なり”タイプ

関プロ「シャフトの特性でよく“クセがない”という表現を聞くと思いますが、実はクセのないシャフトには2つのタイプが存在します。1つは、ヘッドに近づくに連れて徐々にしなり量が大きくなる“釣り竿”タイプと、シャフト全体が均等に弓のようにしなる“弓なりタイプ”。今回試打してもらったモデルはすべて“弓なり”タイプ。現在のシャフトが手元がしなるモデルをお使いだったので、それに近いタイプを選びました」

おすすめシャフト4本の弾道測定値をチェック!

ツアーAD PTクロカゲ Xmアッタス 5GOGOスピーダーエボリューションii
HS(m/s)43.643.744.544.6
ボール初速(m/s)64.763.165.363.9
ミート率1.481.451.471.43
キャリー(y)237.4224.4240.0228.8
飛距離(y)254.9239.1255.5248.3
フェース角(度)-0.90.40.30.6
バックスピン(rpm)2189219922222135
サイドスピン(rpm)-51.0-921-538-534
ボール方向(度)-1.2-5.2-3.0-2.7
打ち出し角(度)9.411.110.57.5

ミスが一方向に揃い、飛距離アップ!

●今回関プロがテスターのために選んだシャフトは・・・
USTマミヤ ATTAS 5GoGo

関プロ「今回試打したなかで、一番結果が良かったのはUSTマミヤ ATTAS 5GoGoでした。飛距離は現在の使用シャフトより約30ヤードも伸びていますし、安定したドローボールが打てていました。特にミスが左右に散らばらず、右へのミスが激減。あとは本番で、右を恐がらずドローイメージで攻めていけばよい結果につながると思います」

“ブランク”があってもシャフトが助けてくれる!

関プロは今回のまとめとして、「練習をせずに突然プレーをする機会もあるでしょう。そんなときに対応できるよう、しっかり自分のスイングに合ったシャフトを選んでおいてほしいと思います」と語る。

我々アマチュアゴルファーは、たまにしかクラブを握らないと、どうしてもまっすぐ飛ばなくて当たり前と考えてしまいがちだ。だが、タイミングの合う“スイングに合ったシャフト”を選んでおけば、コースでも安心して振ることができることがわかった。

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