マーク金井の試打インプレッション

ミズノ JPX E600 ドライバー

2009/06/09 00:00

構えてみると?

構えてみると、鮮やかなブルーが印象的。ややフックフェースでスライサーを意識した設計となっている。

ミズノのイメージカラーで「ブル-」のヘッドは、ソールデザインと構えた印象がガラッと異なる。ソール側はかなりデコラティブ。イメージキャラクターにサイボーグ(ロボット)を使っているが、かなりメカニカルなデザインである。ところが、構えると顔付きは非常にオーソドックス。砲弾型のヘッドはどこかを強調した部分がまったくなく、プロ、上級者にも好まれる形状だ。ただし、フックフェースで、リアルロフトが多め。スペック的には「アベレージゴルファー向け」であることをしっかりアピールしている。加えてライ角も約62度と超アップライト(時速)。普通に構えるとかなりトウが浮く。フックフェースと相まって、フッカーよりもスライサーを意識した仕上がりになっている。

体積は460CC。投影面積は大きすぎず、小さすぎず。フェースはあまり面長ではなく、こちらもスイートエリアを広げることよりも構えやすさを優先しているのだろう。フェースの高さは約53ミリ。ヘッド後方はシャローバックだが、それほど極端に低くなっていない。メーカー側は低重心をアピールしているが、見た目的にはそれほど重心の低さを感じない。

低スピンで強い弾道が打ちやすいとメーカーはアピールしているが、実際の弾道はどうなのか?じっくりテストしてみたい。

打ってみると?≫
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ミズノ
発売日:2008/12/19 オープンプライス