マーク金井の試打インプレッション

ナイキ サスクワッチ SUMO 5000ドライバー

2008/03/18 00:00

構えてみると?

ヘッド形状に工夫が凝らしてあり、アドレスすると実際のサイズよりもヘッドがコンパクトに見える

四角形のSUMO スクエア 5900と同時期に発売となったSUMO 5000。サスクワッチとしては3代目となったが、まず目につくのがツートンカラーのクラウン形状。クラウン部分はつや消しブラックで、ヘッド後方のスカート部分はシルバーグレー。初代、2代目と比較すると、スカート部分の面積がさらに増し、そして段差も強くなっている。

その影響だろう。アドレスすると黒い部分だけ見る感じになるので、実際のサイズよりもヘッドがコンパクトに感じる。見た目の安心感よりもシャープな形状に見せたい意図が強く感じられる形状だ。

またクラブスペックも微妙に異なる。四角形のSUMO スクエア 5900と比較すると、こちらの方が表示ロフトとリアルロフト(※1)の差が少なく、フェースもスクエア感が強い。シャフトは少し重めで、やや硬めの仕上がりだ(純正シャフトのSと比較すると)。

三代目のサスクワッチは慣性モーメントの数値をネーミングにしているが、見た目、スペックを比較すると、こちらは四角形のSUMO スクエア 5900よりもややハードヒッター向けの仕上り。アスリート向けなのかどうか、じっくりテストしていきたい。

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ナイキ
丸型のヘッド形状で最大級の慣性モーメント
発売日:2008/02/01 オープンプライス