ヤマハ インプレスX D201 ドライバー

構えてみると？

アベレージゴルファー向けの位置付けとなっているインプレスのDシリーズ。09年モデル同様、2010年モデルもノーマルとタイプSと2種類ラインナップされており、今回試打するのは「つかまり重視」のノーマルタイプ。

前作同様、ヘッド形状はオーソドックスな丸形。異なるのはフェースが少しシャローになったこと（約50ミリ）、ソールデザインがやや立体的になったぐらいである。フェースの向きも前作同様、強めのフックフェース。そしてリアルロフトも多めの設定。アドレスするとフェースが被って見えるので、フッカーには構えづらいが、スライサーには安心感タップリ。クラブでスライスを解消したい、やさしくドローを打ちたいゴルファー向けであることをアピールしている。メーカー値だが重心距離は33.5ミリ。460CCドライバーの中では重心距離は非常に短く、ヘッドも返しやすい。

ヘッド同様、シャフトもアベレージゴルファーを意識した設計だ。ワッグルするとシャフトがよくしなる。、ダブルキックポイントのタイプで、手元と先端側のしなりを感じる。ヘッドは見るからにスライサー向け。スペック通り、スライサーに特化したドライバーなのかどうかじっくりテストしてみたい。